スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その203~

2015-03-31 07:37:54 | 食~イタリアン・フレンチ

ラルケカンジュ

さいたま市南区南浦和2-28-12 1F

TEL/FAX 048-884-7887

定休日 水曜日

ランチ 11:30~  ディナー18:00~

https://ja-jp.facebook.com/lalkekenge

前々から気に成っていて、是非行きたいと思っていたフレンチレストラン

2012年2月にオープン。営業4年目に入った

ラルケカンジュとはほうずき(学名)というフランス語だそうだ

南浦和エリアには最近エッ?と思わせる店が増えてきた

白を基調とした落ち着いた雰囲気のお店で全部で18席

小じんまりとしていて、オーナーディレクターとシェフの

2人で切り盛りしている。

オーナーの人柄がフランクでアットホームな感じも良い

メニューは極めてシンプル。

ランチ・フルコース3300円と

ディナーフルコース5500円の2種類のおまかせコースのみ。

季節の移ろいに応じてシェフと

相談してメニュー内容を変えているそうだ

この日も何がでてくるのかわからない

そんな楽しみがこのお店にはある。

(ラルケカンジュの自信作)

小松菜と雪下人参にオリーブオイルと塩少々を入れた

飲むサラダと一口大のピザ

この飲むサラダは混ぜると下の色に変わる

目でも楽しめるメニューだ。

さりげなく横にあるピザがビックリする程旨かった。

自家製のライ麦系のパン。小さくかわいらしい。

焼きたては本当に美味しい。

無くなると何個でも持ってきてくれる

やはり全体に目が行き届く大きさの店の良さだナ。

コンソメのジュレで包み込んだ魚介系の逸品料理。

魚介の中味がすごい。

帆立に甘海老、ほたるいかに鮑。

この上に山葵のクリーム+ウニが乗っている。

そして内に隠れている温泉玉子を割って食する

なんと贅沢な料理。ボリュームもたっぷりで

ここまでで満足の域に入ってしまった。

鴨のフォアグラソティーにポートワインの金ごまを乗せ、菊芋の

ピューレで包まれた一品。

これが私的には本日No1の料理かな

口の中でこくと旨味がコラボする、思わずニッコリしてしまう。

いよいよ、これからがメイン料理。

柑橘ビネガーがかかったオコゼのフリット

旬の菜の花のロマネスコ

アマランサスが添えられている魚料理

素材がオコゼとは意表をつかれた。

牛のほほ肉の赤ワイン煮。これはオーソドックスなメニュー

但し添え野菜がすごい。新じゃが、赤かぶ、なめこ、赤ねぎ、ズッキーニ、

しいたけ、スナックえんどう

野菜はシェフが自宅の近郊から直接仕入れて来るそうだ。

ここからようやくデザート。これはシナモンがかかった

リンゴのビシソワーズ。ガラスの器がおもしろい。

店のインテリアはシンプルにして器と料理に目を向けるよう

工夫しているそうだ。

おぼろ豆腐風のクリームダンジュフロマージュと苺のシャーベット

シャーベットにはサフランが

少々かけられており、甘酸っぱさとピリ辛さが

不思議な味に誘う。

最後の口直しの小菓子。生チョコとクッキーと?が美しい。

 

最後になりましたが、以上が5500円のお任せディナーコース

CPは最高なお店だ

ゆったりとした2時間半の至福の時間が流れ

心地よい春の夜風に吹かれて帰路についた。