2018-4-10付で新国立競技場の建設進捗状況をアップしましたが、
この日、数件の東京オリンピック施設を視察する機会があったので
報告してみます。(2019年9月4日時点)
新国立競技場の工事は最終段階に入り、近くには
ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエアが完成した。
そのビルの前に現れた五輪マーク。
2020年東京大会のものとしては初めて見た。
そのジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア内には
日本スポーツ協会・日本オリンピック委員会(JOC)、
岸清一メモリアルルームが入っているが、
その他に日本オリンピックミュージアムもあり、
たまたまその日はオープニングのレセプションが行われていた。
その建物の前には近代オリンピックの創始者
ピエール・ド・クーベルタン(1863-1937)像と
近代スポーツの父として慕われた岸清一の胸像が置かれている。
9月4日(水)時点の新国立競技場の工事進捗状況です。
外部から見ると外構工事が真っ盛り。
現在植栽のほうも大部進み、スタジアムの外部植栽が
人工的な建造物に緑の潤いを与えている。
スタジアムの本体工事はほぼ完了したようで
スタジアムを結ぶデッキ工事も近くで見ると巨大だ。
ジャパン・スポーツ・オリンピック・スクエア内にある広場内には
東京オリンピック、札幌冬季オリンピック、長野冬季オリンピックの
聖火台ミニチュア(縮尺1/2)が飾られてあった。
その3つを見ると徐々にではあるがデザイン性が派手に成ってきてはいるが、
最近のオリンピック聖火は演出がドラマチックで次元が違ってきている。
来年の東京オリンピックの聖火の点灯は
一体どんなシナリオになっているのだろう。
興味津々だ。
同じくオリンピック・スクエアへ入る石段の蹴り上げには
オリンピックの精神「より速く より高く より強く」の文字があり、
石造のチェアー的な所には 卓越(Excellence)、
友情(Friendship)、敬意・尊重(Respect)の文字がある。
ここの広場はずいぶんきめ細かい工夫がされているものだ。
こちらは有明エリアで建設が進んでいる(仮)有明アリーナを車窓から撮ったもの。
写真で見る限り最後の躯体工事がまだ続いている。
この会場ではオリンピックはバレーボール、
パラリンピックでは車いすバスケットボールが予定されている。
席は常設で15,000席。
今年12月に竣工予定で総工費は360億円。
ここはオリンピック・パラリンピックの選手村。
晴海5丁目西地区第1種市街地再開発事業として進められている。
44ヘクタールの敷地に14~18階建ての宿泊棟21棟(約3,800戸)などを建設。
歓迎式典などで使うビレッジプラザは
全国63自治体から提供を受けた約2,000㎥の木材で造る。
宿泊棟は今年末に建設を終え、内装工事に入る。
以前商工会議所で視察に来た時は広大な更地状態であったが、
この周辺は様変わりだ。
今回の視察目的はここ豊洲市場見学であったが、運悪くと言おうか、
事前情報のチェックミスの為か、臨時休業の為、
市場内を見学することができず、本当にガックリきた。
またの機会ということで泣く泣く諦めた。
晴海埠頭客船ターミナルにはやや小さめだが
ガイド曰く、豪華客船が停泊していた。
本当に久し振りに不発弾処理による交通規制の看板が。
太平洋戦争による米軍の爆撃による不発弾だと思われるが、
約75年経過してもこうしてたまに不発弾が発見されるとは・・・。