1枚のぶりの切り身を部位ごとにおいしく焼いて3種の盛り合わせにした逸品。
皮は香ばしく、身はふっくら、血合いはトロッと。
それぞれの風味の違いが楽しめるレシピです。
この料理はたまたま部屋でゴロンと寝ながら見ていたTVで放映されたもの。
皆様もご存知だと思いますが「NHKきょうの料理」という番組です。
ちなみにこの番組は誕生してから66年というお化け番組。
「キューピー3分クッキング」(日本テレビ)、「料理手帳」(朝日放送TV)と並ぶ
日本の長寿料理番組のひとつで、2006年10月には現行で日本一の長寿テレビ番組となった。
今回のレシピの講師は京都の名料亭で生まれ、里山の自然に親しみながら和食の心得や
美意識を育んだ料理研究家の大原千鶴さん。
明るく華のあるキャラクターで人気を博している。
これが大原千鶴さんの作品のグラビア写真とレシピ。
(材料 2人分)
ぶり(切り身)2切れ(180g)
A・・・ウスターソース小さじ2、カレー粉少々
すだち(半分に切って種を取る)、塩、米油、片栗粉、
・230㎉、塩分1.3g、20分
ぶりは塩小さじ1/4をふって冷蔵庫に10分間置く。
出てきた水気を拭き、皮を切り離し、身に骨があれば取り除き、身と血合いに分ける。
身と血合いはそれぞれ食べやすく切る。
皮は堅くて手でははがしづらいので包丁を使って切り離すとよい。
身に軽く片栗粉をまぶし、米油で焦げ目がつく程度に焼く。
ボウルに血合いを入れ、ウスターソースとカレー粉をよく和えて血合いに絡め、
弱めの中火で火が通るまで焼く。
皮に塩少々をふりフライパンに加えて焼く。
皮に焦げ目ができたら上下を返しカリカリになったら出す。
それぞれ3種が焼き上がったら身、血合い、皮を器に盛りつける。
今回は彩りとしてサラダ菜。
レシピではすだちになっていたがレモンが冷蔵庫にあったので代用した。
彩り的にはちょっと渋いが3色に分かれ、なかなか味わいのある盛り付けとなった。
お味の方は予想以上に正直旨い。
特にウスターソースとカレー粉をソースにした血合いは
一風変わった味わいで是非オススメできる秀作だった。