世界の哲学者に人生相談 ⑤
ルソー 生涯孤独 2017.08.28
社会契約説と人民主権を唱えたルソー、三権分立を唱えたモンテスキュー 2人目の人物が、フランスの哲学者 ルソー です。
彼は18世紀に 社会契約説 と 人民主権 を提唱しました。
人民主権とは 「政治の主権(=政治を決定する権利)は人民にある」 という考え方で、現代の国民主権のもとになりました。
ルソーの考えた「自由な社会」とは、平和共存するために必要なことを、自分たちで話し合ってルール(法律)として取り決める「自治」の社会でした。
権力者が勝手な命令を押しつけてきたり、一部の人たちだけが得をする不公平な法律や政策がまかりとおったりすることのない、そんな社会です。
Zarah Leander - Das gibt's nur einmal (1932)
放浪生活
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