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索引 100分de名著 『古今和歌集』 

2024-12-29 19:18:54 | 文学

索引 100分de名著 『古今和歌集』 

「天の原振り放けみれば春日なる三笠の山に出でし月かも」……誰もが聞いたことがあるこんな和歌で知られる「古今和歌集」。

四季の微かな兆しや繊細な移ろい、淡い恋心から燃えるような情念に至るまでの多様な恋模様、祝い事の喜びや愛する人の死への哀惜など人生折々の豊かな情感を詠んだ和歌が1100首も集められている歌集です。

日本で初めて編まれた勅撰和歌集を現代の視点も交えて深く味わい、今も昔も変わらない、豊かな感受性、情愛、人間関係のあり方などを学んでいきます。

「古今和歌集」は延喜5年(905年)、醍醐天皇の勅命によって編纂されました。

撰者は紀友則、紀貫之、凡河内躬恒、壬生忠岑の4人です。

そこには、「万葉集」を理想の古代とみて、その伝統を継承しつつ、新たな和歌の時代を創造しようというねらいがありました

いわば、「仮名文字」の獲得によって、自らが用いる言葉への意識を研ぎ澄まし、それまで公の場で支配的だった漢語中心の文化を乗り越えて、

新たな表現活動のうねりを生み出していこうとする文化的な営みの集大成とも見ることもできます。

「古今和歌集」の最大の特徴は、「掛詞」と「見立て」という二つの手法が際立っていることです。

「掛詞」は、「秋」と「飽き」、「枯れぬ」と「離れぬ」のように一つの言葉にダブルミーニングをもたせることで、自然と人為を緊密に結び合わせる表現を発達させました。

「見立て」は、花を雪と見たり、紅葉を錦と見たりという風に、あるものを別のものととらえてみる表現手法。

こうした手法によって現実とは異質な「想像の世界」が切り拓かれていきます。

いずれも、その後の日本人の感受性の基盤を形作ったともいえるのです。

Aria - Acker Bilk

100分de名著 『古今和歌集』  第1回 めぐる季節の中で 「携帯4」

100分de名著 『古今和歌集』  第2回 恋こそ我が人生 「携帯4」

100分de名著 『古今和歌集』  第3回 歌は世につれ、世は歌につれ 「携帯4」

100分de名著 『古今和歌集』  第4回 女の歌は「強くない」のか 「携帯6」

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100分de名著 『古今和歌集』  第1回 めぐる季節の中で 「携帯4」

2024-12-29 19:17:59 | 文学

100分de名著 『古今和歌集』  

第1回 めぐる季節の中で 「携帯4」

「袖ひちてむすびし水のこほれるを春立つけふの風やとくらむ」。

去年の夏の水の鮮烈な印象、それが凍った冬、そして今日、立春になってその氷がとけようとしている。

一首の中に見事なまでに季節の移り行きが封じこめられているのだ。

歌人たちはまた、まだ訪れる前の時期に、どうにか「春夏秋冬」を見つけようとする。

「古今集」では何よりも季節の「兆し」が大事にされるのだ。当時の人たちにとって季節は探し出したり予感したりするものだった。

第一回は、「古今集」成立の背景にも迫りながら、季節の移ろいを見事に映し出した和歌の魅力を深く味わっていく。

Aria - Acker Bilk

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100分de名著 『古今和歌集』  第2回 恋こそ我が人生 「携帯4」

索引 100分de名著 『古今和歌集』 

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100分de名著 『古今和歌集』  第2回 恋こそ我が人生 「携帯4」

2024-12-29 19:17:45 | 文学

100分de名著 『古今和歌集』 

 第2回 恋こそ我が人生

「命やはなにぞはつゆのあだ物を逢ふにしかへば惜しからなくに」。命、それが一体なんだというのだ、露のように儚いものではないか…いう心の叫び。

あなたに会うことができるならば命と引き換えにしても惜しくないという強烈な情念を詠んだ歌だ。

渡辺泰明さんによれば、「恋」と「恋愛」は異なる。「恋愛」は男女二人いれば完結するが「恋」はもっと大きな世界をもっている。

「恋ひ」とは「乞ひ」であり全身で求め願うもの。時に社会すら動かすこともある。第二回は、「恋」を詠んだ和歌にスポットを当て、

平安時代の恋がどのようなものか、またどのような社会的な意味を持っていたのかに迫っていく。

 

Aria - Acker Bilk

 

100分de名著 『古今和歌集』  第3回 歌は世につれ、世は歌につれ 「携帯4」

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100分de名著 『古今和歌集』  第3回 歌は世につれ、世は歌につれ 「携帯4」

2024-12-29 19:16:26 | 文学

100分de名著 『古今和歌集』  

第3回 歌は世につれ、世は歌につれ 「携帯4

「深草の野辺の桜し心あらば今年ばかりは墨染めに咲け」。心あらばという桜への呼びかけがこの歌の中核だ。

心をもたない存在に心を求めるという表現は「古今集」の真骨頂。

桜が墨染めに咲くことはありえない。不可能なことを望むのはそれだけ悲しみが深いから。

このように「古今集」におさめられた和歌は、人の生死、別離の哀惜、愛する人への祈りなど、人生そのものを深く描く。

第三回は、人生の折々に読まれた和歌をピックアップし、人の世の不思議さに迫っていく。

 

Aria - Acker Bilk

 

 

 

 

 

 

 

 

  

平安時代の公卿・小野 篁 たかむら (802~52年)は昼は朝廷の役人、夜は 冥界 めいかい で 閻魔 えんま 大王の裁判の手伝いをしたという。

平安京の東の葬送の地だった 鳥辺野 とりべの に通ずる、この世とあの世の境「六道の辻」に立つ六道珍皇寺の境内には、篁が冥土通いに使ったと伝わる井戸がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100分de名著 『古今和歌集』  第4回 女の歌は「強くない」のか 「携帯6」

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100分de名著 『古今和歌集』  第4回 女の歌は「強くない」のか 「携帯6」

2024-12-29 19:05:46 | 文学

100分de名著 『古今和歌集』 

 第4回 女の歌は「強くない」のか

「あはれてふ言こそうたて世の中をおもひはなれぬほだしなりけれ」。

言の葉にすれば哀れというただひと言なのに、このひと言ゆえ、もの思いの多いこの世を捨てることもならず、

ほだしのごとく人をつなぎ留め、心解き放つこともゆるさない……小野小町の、

どんな不条理な出来事もゆるしてしまう限りない「強さ」が現れている歌だ。

小野小町の歌は「あはれなるようにて、つよからず」と評されることもあるが、実は驚くほどの「強さ」を秘めている。

 

Aria - Acker Bilk

 

 

 

 

 

 

100分de名著 『古今和歌集』  第1回 めぐる季節の中で 「携帯4」

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50.哲学人生相談  自分 モンテーニュ・ハイデガー 2018.4.25  「5」

2024-12-29 17:51:54 | 心理学

50.哲学人生相談  

自分 モンテーニュ・ハイデガー 2018.4.25 

モンテーニュといえば有名な言葉「ク=セ=ジュ」がありますが、それは「私は何を知るか」の意味です。

モンテーニュは懐疑主義でした。

人文主義のように人間=善いもの、と決めつけてしまうのではなく、きちんと人間とはなにかを理解しようとしたのです。

ハイデガーは、20世紀初頭から中旬にかけて活動したドイツの哲学者で、主著『存在と時間』(1927年)で知られる。

この本は、存在するということ、あるということ、とりわけ、人間が存在するということはどういうことかを、誕生や死、時間や歴史などとの間で論じた本である。

Lilian Harvey - Das Gibt's Nur Einmal

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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51.哲学人生相談 仕事 エリック・ホッファー 2018.4.25 「5」

2024-12-29 17:50:00 | 心理学

51.哲学人生相談 

仕事 エリック・ホッファー 2018.4.25

 

Charles Trenet - La Mer

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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52.世界の哲学者に人生相談 平等 ボーヴォワール・サルトル 2018.4.25  「5」

2024-12-29 17:47:48 | 心理学

52.世界の哲学者に人生相談 

平等 ボーヴォワール・サルトル 2018.4.25 

 

太陽がいっぱい (1960) アラン・ドロン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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53.世界の哲学者に人生相談  思考実験 ワイン・スターのオーラ 2018.4.25 「5」

2024-12-29 17:45:51 | 心理学

53.世界の哲学者に人生相談  

思考実験 ワイン・スターのオーラ 2018.4.25 「5」

Stacey Kent - So Nice  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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54.世界の哲学者に人生相談 自由 実存主義 サルトル 2018.4.25  「5」

2024-12-29 17:40:30 | 心理学

54.世界の哲学者に人生相談 

自由 実存主義 サルトル 2018.4.25 

 

HAUSER - Adagio (Albinoni)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

  

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

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