Von Trapp Kids All Grown Up! -The Sound of Music-
修道院を抜け出て、草原で高らかにテーマ曲を歌うマリア。映画史に残る、この大ヒットミュージカル映画は、そんな心躍るようなシーンで始まる。
1938年オーストリア、後に家族合唱団となるフォン・トラップ大佐一家にまつわる実話を、名コンビ、ロジャース&ハマースタインがミュージカル化、
それを今度はR・ワイズがロケ効果を存分に生かして映像化したものだ。奔放で子供好きな修道女マリアは院長の命令で厳格なトラップ家の家庭教師を務めることになった。
一筋縄ではいかぬ7人の子供たちだが、マリアの歌で心が通じ合う。大佐とも恋が芽ばえ、結ばれる二人。
折しもナチスの侵略の時、一家は音楽祭を利用して亡命を図り、スイスへと雪割草の咲く山を越えていく……。
音楽の素晴らしさはもちろん、軽快なテンポとリズム、そして映像の躍動感は見事の一言
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