57.世界の哲学者に人生相談
③ ボーヴォワール 別れの儀式 2017.08.28
1908年1月9日パリ生まれ。父は控訴院判事、母は司書、家族は敬虔なカトリック信者であった。
若い頃から文学を志し、1926年家族の反対を押し切ってソルボンヌ大学哲学科に身を置いた。
そこで”事実上の”夫となるサルトルと出会う。1943年に最初の小説「招かれた女」を発表、サルトルと並び実存主義作家の代表として機関紙『レ・タン・モデルヌ』で活躍した。
その後1949年に代表作となる『第二の性』で一躍注目を浴び、現代フェミニズム運動の先駆けを担うとともに、1954年、
『レ・マンダラン』でゴンクール賞を受賞し、フランス文壇の第一線で活躍を続けた。
1966年9月、サルトルとともに来日。東京、京都、広島を回り、知識人の役割や女性問題について鋭い意見を述べ、一ヶ月の滞在ではあったが日本の思想界に大きな影響を与えた。
1986年4月14日、78歳にて没。遺体はパリのモンパルナス墓地に埋葬された。
君に捧げるラブソング
「契約結婚」 自由選択 別れの儀式
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