なぜ日本人は かくも 幼稚に なったのか
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1 幼稚な幼稚な日本人
・肝心なことは 何も語られない。
・国松警察庁長官は 「不覚」だった。
・「士」(さむらい)は、 恥辱をかかえながら 生きられない。
・「誇り」と「責任」は 生命よりも大事。
・人は何のために死ぬのか、 何のために死ななければならないのか。
・「士」たる誇りを、 日本人は失ってしまった。
・「プライド」と「誇り」を 混同してはならない。
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・ ・ ・ ・ ・ 2
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3 世界一かわいそうな日本の子供たち
・愛国心なきところに 倫理なし。
・教育とは、「高い価値」を おしつけることだった。
・本来の個性は、「縦」の個性でなければならない。
・先生が「命がけ」にならなくては、 教育は蘇生しない。
・「大きな価値」を信じぬ親の言葉が、 子供に届くわけがない。
・惨憺たる教育の現状は、国を軽侮した"つけ"である。
参)軽侮・・相手をかるく見てあなどること。軽蔑(けいべつ)。侮蔑。
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==以下未読==
4 バカな日本人の「戦争」と「平和」
5 そんなに「生命」は大切なのか
6 「国民」より「国家」が大事
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読後感 8件
・大勢の人が同じようなことを感じていると思うのですが、それを説明するエピソードや事例がそれに相応しくないように思えました。オウム事件で撃たれた国松警視庁長官の説き起こしているのですが、どうも合点がいきませんでしたた。この本がよいと思える点は、「そうじゃないんじゃないか」「もっとこっちの方が問題じゃないか」という感じで、自問自答させるところにあると思います。
・論客として有名な著者の作品を初めて読みました。読書家としても有名で非常に豊富な知識のお持ちの方が、どうしてこのような底の浅い思想しか持ち得ないのか。疑問だけが残りました。タイトルを流用させて頂くと、「幼稚な」思想と議論だけが延々と続く内容です。「国を憂う」というより、愚痴のような話ばかりです。著者を評価する方々が多々いらっしゃるということは、別の作品は良くて、この本は例外なのでしょうか。もう一冊は読んでみようと思います。20人のお客様がこれが役に立ったと考えています日本の社会や個人について考えさせられる本である。
・安穏とした生活に眠っている意識を目覚めさせられる。今の日本に対して漠然とした不安感や違和感を感じている人ならば,その根源が何か,ということについて考えるきっかけを与えるような本ではないかと感じる。分量もそれほど多くない。表現は平易であり,2?3時間もあれば読むことができる。タイトルからして人に勧めると過激な人と思われる?かもしれないが,読んで損はない。
・あまり読んでいないんだけれど、あえて右翼的な言葉使いをしているのか? 内容云々よりも、まず言葉使いが気になる。たとえば、「女子供」。もちろん、文字通りの意味じゃなくて、「さむらい」に対して使っているんだけれど。
・内容は過激。おまえらはバカバカバカだ、とひたすら日本人を罵倒する。その意見には頷けるものもあるが、頷けないものがある。もちろん、そんなことはあたりまえだし、こういうことを言う人がいなくちゃいけないんだと思う。靖国参拝の問題、戦争に対する我々の考え方、国というものの誇り、そして、生命は何よりも大事だという言葉は完全な偽善であること。その前に命って何? と考えてから、ものを言えよ、と。
・大塚英志からは批判されたらしい。そりゃそうだ。大塚もたぶん間違いなく日本人は馬鹿だと思っている。でも、そこからは違う。福田は馬鹿だからなんとかして治そうぜ、と(たぶん、いや、どこまで本気かわからないけど)言っている。大塚は逆。馬鹿なんだから、馬鹿のまま国として生き残っていく道を探そうぜ、と。興味深いですね、こういう論争は。
・生きていることがストレートに素晴らしいと言えるのか? いかに生きるかということの方が大事なのではないか? そう、彼は語るのだ。「『生命の尊重』という戦後日本特有の価値観は、生きることの価値を問い、求めることの逃避に他ならない」と。
いまいち引いてしまう箇所も多々ある。「国の尊厳を守るためには、国民に犠牲を求める覚悟ができていなくてはならない」「国民よりも国家が大事である」……しかし根っこをきっちり読みおさえればミスリードすることもないだろう。タイトルも実に挑発的であるが、けれんでも挑発でもなく、ぎりぎりと舌を噛み締めながら発せられたコトバでないだろうか?
・☆肝心なことは何も語られていない。☆「誇り・責任」>「生命」
☆人は何のために死ぬのか、死ななければならないのか
☆この世界は基本的に理不尽なものだ。☆教育とは、高い価値を押しつけること。
☆生命自体に価値はない。 ☆他人の価値観との衝突を恐れてはならない。
右翼的と評価される文章かもしれませんが、日本という国に住む日本人がどのように行動してきたのか?そして今後、どういうふう行動していくべきなのかを示した本です。
・著者はこの本の議論は万人に受けられるものではない百人いれば九十八か九人の人々には拒否反応されると思うと書いている。著者がそこまでして書きたかった内容とはなにか。
一読の価値はあると思います。
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【歩きメモ】4835歩・3.3km・14g・1535kcal
日記風575
「勇気ある 福田和也氏 目が覚める」「提言は 心して受け 真実と」
「保身何故 真実以外 何がある」「外交は 屈服すると 友好か」
ー1年前のブログ参照ー
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