夏目漱石『草枕』の冒頭のとても有名な一節。
山路(やまみち)を登りながら、こう考えた。
智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
住みにくさが高(こう)じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画(え)が出来る。・・・
越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容(くつろ)げて、束(つか)の間の命を、
束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降(くだ)る。
あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故(ゆえ)に尊(たっ)とい。
中国の隠遁思想のように、人里離れて山水に住むのは、あまりに過酷です。誰にでもできるというものではありません。
良寛は、その道にだいぶ近づいていると思いますが。漱石は芸術(文芸といった方がいいでしょうか)の道を選びました。
漱石も良寛も、人生に真剣に向き合っています。
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今朝、草枕(上)を聴き終わった。冒頭の 智(ち)に働けば角(かど)が立つ。情に棹(さお)させば流される。
意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。検索すれば上記の内容が出て来た。私は安易に引用させて頂きました。明日朝、草枕(下)を聴く予定です。とにかく聴いて、果たして私の脳および肉体に何が残るだろうか?計画的に、継続的に、明治時代に夏目漱石によって書かれた、草枕と言う作品は、当時を知る方の言では、たちまち当時の庶民には発刊部は人気で売り切れた。と書かれている。・・明日、草枕聴き終わると、次は「坊ちゃん」を楽しみに聴きたい。
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今日の畑では・・農道沿いの簡易花壇を今一度、写真数枚を・・
青唐辛子・鷹の爪
アゲラタム・カッコウアザミ
赤トウガラシ・鷹の爪
日々草・ツルニチニチソウ
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=今日の自転車と歩き=
10828歩・6.6km・燃焼脂肪30g ・総消費1994kcal
一日を終えて 5・7・5
「幼苗に 細心注意 根付いてネ」
「トウガラシ 赤い実少し 姿見せ」
「菊菜達 自力生きよ 力付け」
「大根葉 ほうれん草は もどかしく」
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