砂漠の音楽

本と音楽について淡々と思いをぶつけるブログ。

雑記

2018-12-28 17:49:21 | 日記
雑記

仕事納めなのでブログ書いてます。
ブログで納めるということで、ここはひとつ。

もうすぐ12月も終わるし、今年を振り返る総括的な文章でもだらだらと綴りたいなと思いまして。いや、その、ネタ切れとかそういうのではゲフンゲフン。12月が忙しすぎて、じっくりものを考える時間がなかったんですよね。あっという間に今年が終わってしまい、あっという間に骨壺に入るのかしらん。いやあ、剣呑剣呑。もっとライブに行きたかったな。もっと本も読みたかったし、旅にも行きたかった。とはいえ結構いろんな体験をした1年でした。ヘルニアも再発したし、ゼルダが面白かったし。あれ、死にたくなってきた。


そんなわけで今年いいな~と思った本
・パヴェーゼ『月と篝火』
以前ブログに書きましたね。パヴェーゼの作品をその後いくつか読んだけれど、やはりこれが最高傑作だと思う。

・デュマ『モンテクリスト伯』
いつか読もうと思っている本ってありますよね。個人的には『失われた時を求めて』『ドン・キホーテ』なんかの長編や、ピンチョンやジョイスなどの難解な作品がそれにあたるのですが、この『モンテクリスト伯』も岩波文庫で全5巻とかなりの長さを誇ります。それでも物語が面白すぎてすらすら読んでしまった。いやぁ、至福の時間でした。

・フォークナー『サンクチュアリ』
まだ読んでいる途中なんだけど、ちょっとこれは辛い。久しぶりに辛くて途中で本を伏せるなどした作品。村田紗耶香の『地球星人』以来か。描写が妙になまなましいのと、フォークナー特有の訳の分からない記述の仕方故に、混乱が生じる。

・ブッツァーティ『タタール人の砂漠』
これも辛かった。面白いけど、とても虚しい気持ちを掻き立てられた作品。自分の人生、これでいいのかよ的なことを婉曲的だけど、これでもかと刺激してくる。カフカの『城』を連想させる作品。


今年良いな~と思った音楽(気分が乗ったらあとでYouTubeのリンク貼ります)
・Okay Annie「Tombstone」
これは蕎麦フェスで出会ったスウェーデン人に教えてもらった音楽です。同じスウェーデンのメタルバンドのMeshuggahって知ってる?って尋ねたら困らせてしまった、ごめんね!余談だけどOkay Annieで検索するとマイケル・ジャクソンばっかりHitします、歌詞に入っているからか。

・Ezra Collective「Chapter 7」
バンドメンバーのギターから教えてもらった曲。ジャズとヒップホップの融合、お洒落ですよね。こんなにうまくかみ合うものなんだな、という驚き。

・Deep Purple「Burn」
今更かよ!いやいや、前から好きだったんだけど、最近あらためて聴いていたらイアン・ペイスのドラムがムチャクチャ良いことに気づいてしまった。Aメロの普通のところのスネア、よくこんなの思いつくよなという驚き。こういったスネアでの緩急、強弱の演出が実に憎い。同じくらいツェッペリンの「Achilles Last Stand」も好き。

・Spangle call Lili line『Purple』
全日本とても良いのに売れてない音楽好き協会の皆様、お待たせしました。これは単曲、というよりもアルバムのまとまりが素晴らしい。昼下がりとかに温かい紅茶を飲みながら聞きたい。ゆっくり過ごしたい時におすすめ。来年はもっとゆっくりしたい、週6日労働するのを辞めたい、でもお金がない…あれ、死にたくなってきた。


なんだかブログを書いていたら気持ちが無性に抑うつ的になってきたので、今日は仕事を納めたあとは胃に大量のアルコールを納めることにします。皆様今年もありがとうございました、来年もなにとぞなにとぞ。