暑いのでブログを書きます。
もう7月ですか。驚くべきスピードで時間が流れていきます。
この頃は、朝起きて仕事に行って、帰宅して夕飯を食べて、勉強して寝て。
そしてまた朝起きて仕事に行って、帰宅して夕飯を食べて、勉強して寝て。
そんな日が土曜日まで続いていて。日曜日には用事を済ませたり、出かけたり人と会ったりしています。
なんとか日々をこなしています。暑いですがみなさまお元気ですか。
帰宅したあと何を勉強しているのかというと、中国語です。
何かに役立てるつもりもないし、中国に行くわけでもないのですが、なぜか今度中国語の検定を受けます。
いわゆる「HSK(漢語水平考試)」と呼ばれるものです。事前にチェックテストをしたところ、3級くらいがちょうどいいラインかなと思って受けることにしました。昔住んでいた町の近くで受けてきます。
中国語は、なんといっても発音が難しいです。ピンインがあり、四声があり、子音の発音も独特。
その点ではリスニング問題が一番心配ですね。同じような発音の単語がちらほらあるので。
うまく聞き分けられるかしらん…。
逆に文章問題はわりあいイージーで。
今日のタイトル「我必须学习中文(私は中国語を勉強しなければなりません)」のように、漢字がわかれば文章の意味が結構理解できます。
ただ、「頭」→「头」、「勝つ」→「赢」のように、日本で使われる漢字とまったく違うものもあるので、それは勉強しなくてはなりません。
名詞はある程度同じだったり、雰囲気でわかったりするのですが、副詞や一部の動詞が難しいですね。
そんなわけで中国語を勉強しています。
あとは最近、河島英昭先生の『イタリアをめぐる旅想』というエッセーを読んでいます。古本屋で遭遇しました。
これが面白い。文章が巧みなのはもちろんですが、読んでいるだけで、異国に身を置くときのなんとも言えない感覚を味わえます。
わくわくするような浮足立つ気持ちもありつつも、他者と触れるときの圧倒的な衝撃、「ひとり」で空間に漂っている感覚。異国に行きたいなあ、そういう気持ちを味わいたいから、私は海外文学が好きだったりします。
そういえば大学の時はジョジョ5部の影響でイタリア語をとっていました。
いつかイタリアに行きたいですね。イタリア語はもうぜんぜん覚えていないけど。
たぶん「私の名前は〇〇です」「私は学生です、心理学を勉強しています」くらいしか言えません。アリベデルチ。
河島先生といえば、チェーザレ・パヴェーゼやウンベルト・エーコなど、イタリア文学の翻訳で有名な方です。
私が初めて先生の翻訳に出会ったのは『薔薇の名前』にチャレンジして挫折したときだったと思います。そのあともパヴェーゼを何作品か、先生が訳しているものを読みました。『月と篝火』『祭りの夜』いずれもいい作品でした。
いつだったか、センター試験でパヴェーゼの日記について述べられている文章を読みました。内容はあまり記憶にないのですが、どうもずっと印象に残っていて。
調べてみたところ、社会学者の富永茂樹さんによる『都市の憂鬱』という著作から出典されているようです。
その本は読んだことがないのですが、社会人になってからパヴェーゼの小説を読んだとき、「あれ、このパヴェーゼって作家、もしかしてセンター試験に出ていた、あのパヴェーゼ…?」と―びっくりとも違う、感動とも違う―変な感覚を抱いたように記憶しています。巡り巡って、ここで出会ったか、という。
パヴェーゼの小説に出会ったときの、奇妙な感覚。こんなふうに、取るに足らないような過去の出会いが、ふと我々の人生にかかわってくることってあるよな、と感じたりしていて。そして古本屋で河島先生の本に出会えたことも、私にとっては大きな喜びとなったのです。
中国の勉強も、差し当たって目的があるわけではないにせよ、何かの出会いにつながるといいな、と思ったり。
まあ3級は「ビールください!」とか「店員さん、お会計お願いします!」とか、ちょっと旅行に行って困らないレベルなので、ネイティブの人と流暢にやり取りするとかはまったく無理ですが。
受かったらいっぱいビールを飲みます。これを中国語で言うと「如果考试通过了,我想喝很多啤酒。」になります。
いけない、こんなブログ書いてないで勉強しなきゃ…!
もう7月ですか。驚くべきスピードで時間が流れていきます。
この頃は、朝起きて仕事に行って、帰宅して夕飯を食べて、勉強して寝て。
そしてまた朝起きて仕事に行って、帰宅して夕飯を食べて、勉強して寝て。
そんな日が土曜日まで続いていて。日曜日には用事を済ませたり、出かけたり人と会ったりしています。
なんとか日々をこなしています。暑いですがみなさまお元気ですか。
帰宅したあと何を勉強しているのかというと、中国語です。
何かに役立てるつもりもないし、中国に行くわけでもないのですが、なぜか今度中国語の検定を受けます。
いわゆる「HSK(漢語水平考試)」と呼ばれるものです。事前にチェックテストをしたところ、3級くらいがちょうどいいラインかなと思って受けることにしました。昔住んでいた町の近くで受けてきます。
中国語は、なんといっても発音が難しいです。ピンインがあり、四声があり、子音の発音も独特。
その点ではリスニング問題が一番心配ですね。同じような発音の単語がちらほらあるので。
うまく聞き分けられるかしらん…。
逆に文章問題はわりあいイージーで。
今日のタイトル「我必须学习中文(私は中国語を勉強しなければなりません)」のように、漢字がわかれば文章の意味が結構理解できます。
ただ、「頭」→「头」、「勝つ」→「赢」のように、日本で使われる漢字とまったく違うものもあるので、それは勉強しなくてはなりません。
名詞はある程度同じだったり、雰囲気でわかったりするのですが、副詞や一部の動詞が難しいですね。
そんなわけで中国語を勉強しています。
あとは最近、河島英昭先生の『イタリアをめぐる旅想』というエッセーを読んでいます。古本屋で遭遇しました。
これが面白い。文章が巧みなのはもちろんですが、読んでいるだけで、異国に身を置くときのなんとも言えない感覚を味わえます。
わくわくするような浮足立つ気持ちもありつつも、他者と触れるときの圧倒的な衝撃、「ひとり」で空間に漂っている感覚。異国に行きたいなあ、そういう気持ちを味わいたいから、私は海外文学が好きだったりします。
そういえば大学の時はジョジョ5部の影響でイタリア語をとっていました。
いつかイタリアに行きたいですね。イタリア語はもうぜんぜん覚えていないけど。
たぶん「私の名前は〇〇です」「私は学生です、心理学を勉強しています」くらいしか言えません。アリベデルチ。
河島先生といえば、チェーザレ・パヴェーゼやウンベルト・エーコなど、イタリア文学の翻訳で有名な方です。
私が初めて先生の翻訳に出会ったのは『薔薇の名前』にチャレンジして挫折したときだったと思います。そのあともパヴェーゼを何作品か、先生が訳しているものを読みました。『月と篝火』『祭りの夜』いずれもいい作品でした。
いつだったか、センター試験でパヴェーゼの日記について述べられている文章を読みました。内容はあまり記憶にないのですが、どうもずっと印象に残っていて。
調べてみたところ、社会学者の富永茂樹さんによる『都市の憂鬱』という著作から出典されているようです。
その本は読んだことがないのですが、社会人になってからパヴェーゼの小説を読んだとき、「あれ、このパヴェーゼって作家、もしかしてセンター試験に出ていた、あのパヴェーゼ…?」と―びっくりとも違う、感動とも違う―変な感覚を抱いたように記憶しています。巡り巡って、ここで出会ったか、という。
パヴェーゼの小説に出会ったときの、奇妙な感覚。こんなふうに、取るに足らないような過去の出会いが、ふと我々の人生にかかわってくることってあるよな、と感じたりしていて。そして古本屋で河島先生の本に出会えたことも、私にとっては大きな喜びとなったのです。
中国の勉強も、差し当たって目的があるわけではないにせよ、何かの出会いにつながるといいな、と思ったり。
まあ3級は「ビールください!」とか「店員さん、お会計お願いします!」とか、ちょっと旅行に行って困らないレベルなので、ネイティブの人と流暢にやり取りするとかはまったく無理ですが。
受かったらいっぱいビールを飲みます。これを中国語で言うと「如果考试通过了,我想喝很多啤酒。」になります。
いけない、こんなブログ書いてないで勉強しなきゃ…!
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