先週末のGLOBE。
前号はシュタイナー教育と
モンテッソーリ教育の特集で、
ファン?としては嬉しかったけれど、
記事は今回のほうが充実していました。
同年齢の学級制は、
労働者階級の子を、迅速かつ大量に、
読み書き計算ができる労働者に育てるため
考え出されたもの。
全体に一定水準の教育を与えるには良いが、
管理教育に傾き、答えが無いことを
自分で考えるタフネスに乏しくなる。
学級という不自然な集団ゆえの
問題(いじめ等)も生じる。
(いじめ等の問題については、柳治男の
「学級制というパッケージから生まれた病理」
という分析を紹介した部分です)
(ちょっと論が乱暴だな、と思った。
ほら、パブリックスクールのこういう例もあるし・・・。
本の全体を読めば説明されているのかもしれないけど。)
これからの世の中では、
より生涯学習的な教育が
重視されるのではないか。
自分はどう生きたいかを考え、
そのために何をどんなふうに学びたいか
自分で決める。
「教育は子どもを中心に考えることだ」
という原点に戻って
教育を組み立て直したものが
オルタナティブスクール。
多様な学びが認められる国でも
そういう教育を選ぶのは全体の1割程度。
ただし、それが社会にとって大切だと
認められることで、
残り9割のメインストリームの風通しも良くなる。
大体こんな方向性で記事がまとめられています。
月1くらいで届くこの別冊、
毎回、楽しみです。
web版でも読めるようです。
ほとんどが「有料会員限定記事」で、
冒頭をチラッとしか読ませない
朝日デジタルと違って、
しっかり最後まで読めるのが嬉しい^-^