olatissimo

この島で生まれた息子はなんと中学生。ほぼ育児日記です。

中学生男子の好きな作家

2020-02-10 | 本とか
JAL機内誌『スカイワード』が、webで読めるんですって!
知らなかった。
どうやら1年分のバックナンバーが公開されているようです。

早速読んできました。
目的は、もちろん
浅田次郎の「つばさよつばさ」です。
巻頭の旅特集も良いんだけど。

(ちなみに1月号の旅特集は、ドイツ。
「ベートーヴェン、心の旋律に触れる旅」)

つばさよつばさ、
飛行機に乗るたびに
親二人がニヤニヤしながら読んでいるのを
幼少時から見てきた息子。

小学校中学年頃、
「もしかして、もう僕も読めるんじゃない?」
「・・・なにこれ、こんなに面白いのを
 お母さん達は読んでたの?!」
と気付いた瞬間から
彼の愛読書になりました。

書籍化された4冊を購入し、
以来、暗記する勢いで繰り返し読んでいます。
今も、彼の就寝前読書の定番本です。

 
スカイワードweb版の存在も教えてあげたけど、
文庫になってから一気に読む楽しみのために
読まないでとっておくんですってー。

そういえば、この子、
カニを食べる時も、
食べるのを我慢して延々と身をほじり続け、
皿にてんこ盛りになったカニを
一気にかき込んで喜んでいたな。

それと同じ心情か(笑)


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先日、学校で国語の先生に
好きな作家を訊かれ、
息子は咄嗟に「浅田次郎」と答えたそうです。

「中学生で浅田次郎とか。しぶいね。」
と言われたそうですが…

浅田次郎って、しぶいの?
と首を傾げる息子。

えーと・・・

たぶん、先生は
軽妙洒脱なエッセイではなく、
長編歴史小説などを
連想したんじゃないかな。

ちなみに、息子は
まだ浅田次郎の長編を
読んだことがありません。
読んだら、印象の違いに驚くんじゃないかしら。

多作の人だから、長く楽しめるはずね。


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好きな作家と言えば。

昨日、息子は
国語の教材に取り組んでいたのですが、
突然、

「好きな作家、見つけた!
 ぼく、幸田文が好きだわ!」

と興奮し、幸田文を検索しはじめました。


どれどれ、と
私も問題文に目を通してみましたが、
すっきりと端正な文章の、
桜に関するエッセイでした。


ほほう。なるほど。
たしかに素敵。
でも中学生男子が食い付く文章にしては
渋いかな…(笑)


もしかしたら、この子、
白洲正子や志村ふくみも好きかも。にやり。


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