JAL機内誌『スカイワード』が、webで読めるんですって!
知らなかった。
どうやら1年分のバックナンバーが公開されているようです。
早速読んできました。
目的は、もちろん
浅田次郎の「つばさよつばさ」です。
巻頭の旅特集も良いんだけど。
(ちなみに1月号の旅特集は、ドイツ。
「ベートーヴェン、心の旋律に触れる旅」)
つばさよつばさ、
飛行機に乗るたびに
親二人がニヤニヤしながら読んでいるのを
幼少時から見てきた息子。
小学校中学年頃、
「もしかして、もう僕も読めるんじゃない?」
「・・・なにこれ、こんなに面白いのを
お母さん達は読んでたの?!」
と気付いた瞬間から
彼の愛読書になりました。
書籍化された4冊を購入し、
以来、暗記する勢いで繰り返し読んでいます。
今も、彼の就寝前読書の定番本です。
スカイワードweb版の存在も教えてあげたけど、
文庫になってから一気に読む楽しみのために
読まないでとっておくんですってー。
そういえば、この子、
カニを食べる時も、
食べるのを我慢して延々と身をほじり続け、
皿にてんこ盛りになったカニを
一気にかき込んで喜んでいたな。
それと同じ心情か(笑)
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先日、学校で国語の先生に
好きな作家を訊かれ、
息子は咄嗟に「浅田次郎」と答えたそうです。
「中学生で浅田次郎とか。しぶいね。」
と言われたそうですが…
「浅田次郎って、しぶいの?」
と首を傾げる息子。
えーと・・・
たぶん、先生は
軽妙洒脱なエッセイではなく、
長編歴史小説などを
連想したんじゃないかな。
ちなみに、息子は
まだ浅田次郎の長編を
読んだことがありません。
読んだら、印象の違いに驚くんじゃないかしら。
多作の人だから、長く楽しめるはずね。
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好きな作家と言えば。
昨日、息子は
国語の教材に取り組んでいたのですが、
突然、
「好きな作家、見つけた!
ぼく、幸田文が好きだわ!」
と興奮し、幸田文を検索しはじめました。
どれどれ、と
私も問題文に目を通してみましたが、
すっきりと端正な文章の、
桜に関するエッセイでした。
ほほう。なるほど。
たしかに素敵。
でも中学生男子が食い付く文章にしては
渋いかな…(笑)
もしかしたら、この子、
白洲正子や志村ふくみも好きかも。にやり。