「L小規模保育園」
の設計を担当させていただきました。
本日、運営者でもある施主様の検査をいただきました。
細かなコーナーガードなどを調整して、4月1日の開園まで頑張ります。
区の施設内の一部改修による保育園設置、および昨今の建設物価上昇にも関わらず、補助金は3年前と同じなど、「大人の事情」もあり、内部は既存の物を極力残しつつ手を入れました。
手前のフローリングは既存、奥の白いフローリングは畳コーナーの段差を無くし、仕上げました。
そんな中でも、L保育園様の大切にされてる、木の感じ、暖かな空間etcを踏襲、実現しようと工夫しました。
天井は、施主様のコーポレートカラーのピンクを薄っすらいれて、その他、ちょっとだけ、オレンジ色を散らしています。
枠などの線材は濃いめのブラウン(既存フローリング合わせ)にして、おちつた感じにもチャレンジしています。
そして、トイレ訓練も楽しくという事で、こんなトイレです。
象さんパーティションも可愛いです。
保育園って、一般建築どころじゃない、細かな細かな安全配慮が多すぎなんです。
慣れない施工者さまとかは、「ぐったり」してしまうくらいなのですが、ご協力いただきながら仕上げます。
ご負担の多い保育士さんに、ハード面の心配は極力避けたい思いです。
あとは、子供達と保育士さんが、駆け回ってくれたら完成ですが
こればかりは!
施主様にお任せです、最近は保育士さん不足とかもニュースで聞きますし。
ご苦労されてるのかもですね