五月、初風炉を迎えました。
大学の稽古は、経験者が2名しか居ません。
ほとんどが割稽古です。一人一人に丁寧に向き合えないのが悩みです。
●風炉薄茶運び点前
道具の位置と居前をしっかり覚えます。
手首の力が抜けて茶筅が上手に振れるようになりました。
柄杓の扱いが炉とは違い難しくなります。
置き柄杓(湯を汲んだ時)
切り柄杓(お茶を点てる時)
取り柄杓(水を汲むとき)
引き柄杓(水を汲んだ後)
特に引き柄杓は繰り返しの練習で習得できます。
菓子 「かきつばた」
唐ころも
着つつなれにし
つましあれば
はるばるきぬる
旅をしぞ思う
伊勢物語の東下りに出てくる和歌です。
カ・キ・ツ・バ・タを読み込んでいます。
こんなことも一緒に覚えて、道具組などに工夫をするのも楽しいです。
●鏡柄杓
基本の姿勢です。
点前の順序は、入門から奥伝まで変わらず、道具を清めてお茶を点て、仕舞付けるということです。
一心不乱に美味しいお茶を点てたいとの気持ちが伝わってきます。
置き柄杓
ン?どうしましたって感じ!
いつも完璧なのに珍しいです。
引き柄杓は、親指の先が柄杓の切り止めを通ります。
●盆略点前
茶室の電源が切れてしまって、コンセントが使えず、自宅から延長コードを持って行ったのですが足りなかったみたい。
直してほしいな!
稽古道具を揃えたいというので、希望を取りまとめて注文します。
入門小習の許状の申請も希望者のみ行うなど、稽古後も何かと忙しくなりました。
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