のーりーの茶の湯日記

茶道教室を開催する傍ら、関連する勉強を通して感じたことを記します。

2024.03.09のお稽古(小習)

2024-03-10 20:00:53 | 茶道

花 貝母ユリ・玉之浦椿

花入 備前耳付

待合の短冊

「桃花千歳春」(とうか せんざいのはる)

弥生の設えは、釣釜です。

初炭手前

釜 雲龍釜

香合 染付の隅田川

通常鐶を掛けるタイミングで、鎖を三つ上げます(小上げ)

釜を引いた後、初掃きの前に鎖を五つ上げます(大上げ)。

常の通り炭をつぎ、後掃きの後に大下げをします。

釜を掛けて、鐶を外すタイミングで小下げをして後退し「ア掃き」をします。

釜の蓋を切って下がります。

主菓子 「菜の花金団」

小習の「長緒」

茶入・茶筅を流す位置

湯柄杓の正しい持ち方。

貴人清次で、拝見に出す時の仮置いた道具。

拝見に出す位置

薄茶の菓子 「万葉」(熱海のお土産で浮島)

点前後の飾り付け

雪月花棗 (土居義峰作)

茶杓 桜材(角館にて購入)

 棗の中のお茶は、右上四分の一が削れているのが理想です。(この写真では、左下になります)

入子点です。

入子点は拝見は無く、仕舞の時に茶碗を拭いてから茶巾を畳みなおして総飾りとする。

水次も省略するので、帛紗を畳んで水指の蓋手前に乗せて、建水を持って下がる。

小習だけでも前後十八か条もあり、応用点前八種も合わせると覚えきれません。

でも、点前の所作は確実に美しくなっています。

それが喜びで、80歳は元気を頂いています。



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