邦画ブラボー

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犬神家の松子

2004年10月05日 | ★恐怖!な映画
シンクロを見ると「佐清」(すけきよ)が脳裏に
シンクロする私はビョーキだろうか。

ネットを巡回してみると
先日のテレビ版「八つ墓村」は、
少し前に放映された、

テレビ版『犬神家の一族』
よりははるかに評判がよかったようです。

「犬神・・」は確かに三田佳子の「松子」だけが鮮烈な印象でした。

特に終盤の真っ赤な着物に黒地に松の帯(松子だから)を締めての独白、
一人芝居は鬼気迫るものがあった。

あの場面凄かったですよね!呆けた表情、狂気、狂い笑い、哀しみ、など
あらゆる感情をひとりで表現し、
「やってくれてありがとう!」とお礼を言いたくなるほどのサービスぶりだった。
ただ琴を弾きながら喋るシーンは弾いていないのがバレバレ・・

三田佳子は昔もドラマで多重人格者を演じて、「ここまでやるか」的な怪演で
賞賛を浴びたことがあった。

先日の「八つ墓村」でもそんな「過剰な人」がひとり欲しかったです。

ちなみに歴代の松子役(映画、テレビ):
高峰三枝子、栗原小巻、京マチ子、三田佳子。
やはり貫禄のある大女優さんが演じる役なんですね。
舞台では加賀まり子が演じたことがあるようだ。

今夜はBS2で放送される篠田正浩の「暗殺」を見てテンションを上げようっと。

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