三船敏郎主演の映画です。某国営放送のドラマの感想ではありません。
ネタバレ注意報******************
新選組の誕生から、池田屋襲撃、血の粛清、鳥羽伏見の戦い、
そして近藤の処刑までをざ~~っと描いています。
キャストがたいへん豪華。
●三船敏郎: 近藤勇、
●小林桂樹: 土方歳三:・・配役に疑問が殺到?、
●三國連太郎: アルコール中毒の芹沢鴨
●北大路欣也: 沖田総司・・・ 医者に後2年と言われるも、
「2年もあるんですかあ!」と実に爽やか
●中村賀津雄: 気弱な会計方の河合喜三郎・・・50両足りないとして粛清される。
気の毒な役を熱演。「おとっつあん!」って言わせて死なせるのは嫌~な感じだった。
●中村梅之助; 真面目な風貌の 山南敬助・・・目をかけていた河合↑を規律のためやむなく斬る。
その後脱走し捕らえられ切腹。
●田村高廣:伊東甲子太郎・・・思想教育を頼まれ入隊するも土方にスパイと見破られる。
近藤に斬られ(このシーンの殺陣も凄い)溝に頭を突っ込み惨死する
●池内淳子:近藤の女・・・色気がイマイチで説教臭い。
本妻(司葉子)の方が全然いいなあ、私は。
●司葉子:従順な近藤の妻
●星由里子:近藤を仇と狙う娘(大女優さんなのに”チョイ役”扱い)
●野川由美子:芹沢の女・・・お色気溢れんばかり。
●中村錦之助:最後にちらっと出てくる。近藤に情けをかける官軍役。
こんなにすごいキャストなのに心に響いてくるものが無いのは何故だろう?
ただ殺陣、特に池田屋の殺陣は凄い迫力でした。
血がビューっと噴出す演出はあんまり好みではないけど。
三船敏郎の「うむ!」「はっ!」という太い声と力強い刀さばき、
そして「蒲田行進曲」で有名になった階段落ち・・
この映画では階段飛びっていうかんじでしたが、高い階段から見事に落ちていました。
三船敏郎と三國連太郎が同じ画面に入っているのも初めて見ましたが、
画面が真っ黒に見えるほどの濃厚なツーショットでした。
三國演じた芹沢鴨は人間臭くてさすが。
愛人の野川由美子(近藤、芹沢に愛人は負けている)と共に、近藤らに
殺されるんですけどね。(テレビドラマでは同じ役を息子佐藤浩市が演じた)
”近藤勇”の映画なんだけど、感情移入できないんですよねえ。
綺麗事ではすまされなかった厳しい内部事情も描かれていますが、
史実と違う場面も多々あるようです(沖田の死に方など)。
ショッキングな最後のシーンの見せ方もちょっと疑問でした~~
*1969年作品 沢村忠監督
■ブログランキング映画部門:苦戦中よろしゅうにおたのみ申します!!
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新選組の誕生から、池田屋襲撃、血の粛清、鳥羽伏見の戦い、
そして近藤の処刑までをざ~~っと描いています。
キャストがたいへん豪華。
●三船敏郎: 近藤勇、
●小林桂樹: 土方歳三:・・配役に疑問が殺到?、
●三國連太郎: アルコール中毒の芹沢鴨
●北大路欣也: 沖田総司・・・ 医者に後2年と言われるも、
「2年もあるんですかあ!」と実に爽やか
●中村賀津雄: 気弱な会計方の河合喜三郎・・・50両足りないとして粛清される。
気の毒な役を熱演。「おとっつあん!」って言わせて死なせるのは嫌~な感じだった。
●中村梅之助; 真面目な風貌の 山南敬助・・・目をかけていた河合↑を規律のためやむなく斬る。
その後脱走し捕らえられ切腹。
●田村高廣:伊東甲子太郎・・・思想教育を頼まれ入隊するも土方にスパイと見破られる。
近藤に斬られ(このシーンの殺陣も凄い)溝に頭を突っ込み惨死する
●池内淳子:近藤の女・・・色気がイマイチで説教臭い。
本妻(司葉子)の方が全然いいなあ、私は。
●司葉子:従順な近藤の妻
●星由里子:近藤を仇と狙う娘(大女優さんなのに”チョイ役”扱い)
●野川由美子:芹沢の女・・・お色気溢れんばかり。
●中村錦之助:最後にちらっと出てくる。近藤に情けをかける官軍役。
こんなにすごいキャストなのに心に響いてくるものが無いのは何故だろう?
ただ殺陣、特に池田屋の殺陣は凄い迫力でした。
血がビューっと噴出す演出はあんまり好みではないけど。
三船敏郎の「うむ!」「はっ!」という太い声と力強い刀さばき、
そして「蒲田行進曲」で有名になった階段落ち・・
この映画では階段飛びっていうかんじでしたが、高い階段から見事に落ちていました。
三船敏郎と三國連太郎が同じ画面に入っているのも初めて見ましたが、
画面が真っ黒に見えるほどの濃厚なツーショットでした。
三國演じた芹沢鴨は人間臭くてさすが。
愛人の野川由美子(近藤、芹沢に愛人は負けている)と共に、近藤らに
殺されるんですけどね。(テレビドラマでは同じ役を息子佐藤浩市が演じた)
”近藤勇”の映画なんだけど、感情移入できないんですよねえ。
綺麗事ではすまされなかった厳しい内部事情も描かれていますが、
史実と違う場面も多々あるようです(沖田の死に方など)。
ショッキングな最後のシーンの見せ方もちょっと疑問でした~~
*1969年作品 沢村忠監督
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