昨日の香川京子さんは
「女優らしくなく・・」と書いたが
じゃあ“女優らしい”ってどんな人だっていうの?と、
自分に激しく問いかけていたところ、
格好の人がテレビに出ていた。
浅丘ルリ子である。
今更言うまでも無く、
日本映画の黄金期をささえ、現在もなお映画に舞台に
大活躍されている大女優さんだ。
私は舞い上がった。
というのも数日前、三島由紀夫原作の「愛の渇き」を見て
激しく感動したばかりだったからである。
たいへんに難しい役だったが、他の女優さんでは考えられない程
主人公に肉薄していて素晴らしかった。
昼下がりのN○Kのスタジオに現れたルリ子さんは
金のブラウス、ゴールドのマニキュア、
「芦田淳さんからこれ着ていけばといわれた」という
ゴージャスなスーツから折れそうな脚を
惜しげもなくさらしていた。
アナウンサーに言われる前に自分で言う。
「細いでしょう~~細いのよ。でも元気なんです!」
群がる人々に気軽に声をかけ握手し、
手を握られた人はそのままぶっ倒れるんじゃないかと思うほど感激していて
スタジオ一帯に「スタア~~!」の金粉が舞っているような華やかさであった。
もちろん化粧は濃い。
濃いが、メイクを落としてもお美しいのは間違い無いのだ。
なんでも、ちょっと出かける際にも
アクセサリーをつけ、きちんとした服、フルメイク。
常に女優であることを意識されているそうだ。
昨日求めていた答えがここにあるではないか!
インタビューが進むにつれ、
私の興奮は増していった。
この人こそ私が思うところの
「女優」のイメージに合致するのではと期待は高まる。
持参した、「こだわりのコーヒー」をアナウンサー共に
つぎながら、ポンポンと喋る喋る!
「あらいやだ、私、手が震えているわ。緊張してるのね」
ありがたそうにコーヒーをすするアナウンサーは
石橋蓮司の「煮ちくわ」の時と同じ台詞
「美味しい!」を同じトーンで繰り返していた。
大スターは意外とお話好きだった。
「こないだ電車にはじめて乗ったの。」「色んな方がいるのね!」
浅丘ルリ子が電車に乗る姿は想像しにくい。
*ポイント:生まれてこの方、電車に乗ったことが無かった。
「私実は料理も上手なんです」
*ポイント;料理はおろか、
靴下も自分で履いたことが無い風に見える
「はじめて皆さん(他の女優)がなさるように
帽子かぶってノーメイクで出かけたら、ほんとに楽なのねえ」
*ポイント:いつでも何処でも常にフルメイク
「ずっときちんとした格好しかしなかったんですけど、
最近ジーパンを履いてみたんです!」
石坂浩二さんと離婚された6年前くらいから
少し心境が変わられたようだ。
ではお写真を・・・
次の瞬間、ブラウン管を見つめていた誰しもが
ガツンと殴られたような衝撃を受けたのではないか?
それは想像をはるかに超えた姿であった。
全体に装飾がほどこされた、
ベルサイユタッチ?のデザイナーズもの。もはやジーンズであって
ジーンズではなく、モードなのである。
その上にフルメイクの浅丘さんの顔がある。
う~~~~~~~~~~ん・・・やっぱりこうでなくては。
*ポイント:いわゆる世間一般的な格好は
しない、庶民のいう「カジュアル」とは概念が異なるのである。
芝居の稽古時も、浴衣などではなく、
シーンに合わせた着物をその都度着て小物も変える!とか。
それは蜷川幸雄さんの芝居をやったときからの習慣で、
役に近い服装で稽古するという方針からなのだそうだ。
なんたるプロ根性!
*ポイント:常に女優であることを忘れない
というか、長年そうやってきたので忘れることが出来ないのだそうだ。
以上の結果を持って
浅丘ルリ子さんは私のイメージの中で今や絶滅危惧種ともいえるような
最も女優らしい女優であることを確認した。
思えば、そういう方と同じ時代に生きていること自体も貴重だ。
間違いなく後世、伝説になる人である。
いつまでもお元気で大女優オーラを発散させて欲しい。
そんな浅丘さんの新作
*「早咲きの花」 オフィシャルHP
ブログランキングへオネガイシマス
「女優らしくなく・・」と書いたが
じゃあ“女優らしい”ってどんな人だっていうの?と、
自分に激しく問いかけていたところ、
格好の人がテレビに出ていた。
浅丘ルリ子である。
今更言うまでも無く、
日本映画の黄金期をささえ、現在もなお映画に舞台に
大活躍されている大女優さんだ。
私は舞い上がった。
というのも数日前、三島由紀夫原作の「愛の渇き」を見て
激しく感動したばかりだったからである。
たいへんに難しい役だったが、他の女優さんでは考えられない程
主人公に肉薄していて素晴らしかった。
昼下がりのN○Kのスタジオに現れたルリ子さんは
金のブラウス、ゴールドのマニキュア、
「芦田淳さんからこれ着ていけばといわれた」という
ゴージャスなスーツから折れそうな脚を
惜しげもなくさらしていた。
アナウンサーに言われる前に自分で言う。
「細いでしょう~~細いのよ。でも元気なんです!」
群がる人々に気軽に声をかけ握手し、
手を握られた人はそのままぶっ倒れるんじゃないかと思うほど感激していて
スタジオ一帯に「スタア~~!」の金粉が舞っているような華やかさであった。
もちろん化粧は濃い。
濃いが、メイクを落としてもお美しいのは間違い無いのだ。
なんでも、ちょっと出かける際にも
アクセサリーをつけ、きちんとした服、フルメイク。
常に女優であることを意識されているそうだ。
昨日求めていた答えがここにあるではないか!
インタビューが進むにつれ、
私の興奮は増していった。
この人こそ私が思うところの
「女優」のイメージに合致するのではと期待は高まる。
持参した、「こだわりのコーヒー」をアナウンサー共に
つぎながら、ポンポンと喋る喋る!
「あらいやだ、私、手が震えているわ。緊張してるのね」
ありがたそうにコーヒーをすするアナウンサーは
石橋蓮司の「煮ちくわ」の時と同じ台詞
「美味しい!」を同じトーンで繰り返していた。
大スターは意外とお話好きだった。
「こないだ電車にはじめて乗ったの。」「色んな方がいるのね!」
浅丘ルリ子が電車に乗る姿は想像しにくい。
*ポイント:生まれてこの方、電車に乗ったことが無かった。
「私実は料理も上手なんです」
*ポイント;料理はおろか、
靴下も自分で履いたことが無い風に見える
「はじめて皆さん(他の女優)がなさるように
帽子かぶってノーメイクで出かけたら、ほんとに楽なのねえ」
*ポイント:いつでも何処でも常にフルメイク
「ずっときちんとした格好しかしなかったんですけど、
最近ジーパンを履いてみたんです!」
石坂浩二さんと離婚された6年前くらいから
少し心境が変わられたようだ。
ではお写真を・・・
次の瞬間、ブラウン管を見つめていた誰しもが
ガツンと殴られたような衝撃を受けたのではないか?
それは想像をはるかに超えた姿であった。
全体に装飾がほどこされた、
ベルサイユタッチ?のデザイナーズもの。もはやジーンズであって
ジーンズではなく、モードなのである。
その上にフルメイクの浅丘さんの顔がある。
う~~~~~~~~~~ん・・・やっぱりこうでなくては。
*ポイント:いわゆる世間一般的な格好は
しない、庶民のいう「カジュアル」とは概念が異なるのである。
芝居の稽古時も、浴衣などではなく、
シーンに合わせた着物をその都度着て小物も変える!とか。
それは蜷川幸雄さんの芝居をやったときからの習慣で、
役に近い服装で稽古するという方針からなのだそうだ。
なんたるプロ根性!
*ポイント:常に女優であることを忘れない
というか、長年そうやってきたので忘れることが出来ないのだそうだ。
以上の結果を持って
浅丘ルリ子さんは私のイメージの中で今や絶滅危惧種ともいえるような
最も女優らしい女優であることを確認した。
思えば、そういう方と同じ時代に生きていること自体も貴重だ。
間違いなく後世、伝説になる人である。
いつまでもお元気で大女優オーラを発散させて欲しい。
そんな浅丘さんの新作
*「早咲きの花」 オフィシャルHP
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