
高揚感に包まれる、
不思議な映画だった。
北大作(石原裕次郎)はディスクジョッキー、司会者、
テレビ出演と分刻みのスケジュールをこなす大忙しの人気者だ。
やり手マネジャーの典子(浅丘ルリ子)は大作の恋人でもあった。
都会的でクールな二人・・のように見えたが、熱かった!
仕事に追われる毎日をおくっていた大作は、
中古ジープをタダで九州まで運んでくれる人を
募集しているという女性(芦川いづみ)に出会い
見知らぬ男女の愛を成就させるために、
テレビの生放送の中で「俺が運びます!」と言ってしまう。
この直前、典子に「拒否」されてモヤモヤ最高潮だった大作。
仕事はどうなる!
慌てた典子は大作のジャガーを駆り、ジープの後を追いかける。
後半からはロードムービー風な展開になり、
スピーディーな演出に
見ている方もぐいぐいひっぱられて行く。
それは二人の愛を探す旅でもあった。
音楽は黛敏郎で、甘くやるせない調べを効果的に散りばめている。
裕次郎の囁くような歌声も
映像にぴたりと溶け込んでいる。
それにしても激しさを秘めたモダンガール、
浅丘ルリ子は絶品です。
化粧もナチュラルメークで可愛らしい!
二人とも無茶やるなあ~~な展開なのだけど、
メチャメチャパワーがある。
それだけに青空の下でのラストシーンには実に爽快だった。
可憐な美女、芦川いづみは
藤竜也の奥さんになってから芸能界を引退してしまったが
お元気なのだろうか。
ディレクター役の長門裕之が、「業界人間そのものズバリ風」で◎
鮮烈な映像をリアルタイムで見た方がうらやましい。
1962年 蔵原惟繕 監督作品
脚本 : 山田信夫 企画 : 水の江滝子
撮影 : 間宮義雄
音楽 : 黛敏郎 美術 : 千葉和彦
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不思議な映画だった。
北大作(石原裕次郎)はディスクジョッキー、司会者、
テレビ出演と分刻みのスケジュールをこなす大忙しの人気者だ。
やり手マネジャーの典子(浅丘ルリ子)は大作の恋人でもあった。
都会的でクールな二人・・のように見えたが、熱かった!
仕事に追われる毎日をおくっていた大作は、
中古ジープをタダで九州まで運んでくれる人を
募集しているという女性(芦川いづみ)に出会い
見知らぬ男女の愛を成就させるために、
テレビの生放送の中で「俺が運びます!」と言ってしまう。
この直前、典子に「拒否」されてモヤモヤ最高潮だった大作。
仕事はどうなる!
慌てた典子は大作のジャガーを駆り、ジープの後を追いかける。
後半からはロードムービー風な展開になり、
スピーディーな演出に
見ている方もぐいぐいひっぱられて行く。
それは二人の愛を探す旅でもあった。
音楽は黛敏郎で、甘くやるせない調べを効果的に散りばめている。
裕次郎の囁くような歌声も
映像にぴたりと溶け込んでいる。
それにしても激しさを秘めたモダンガール、
浅丘ルリ子は絶品です。
化粧もナチュラルメークで可愛らしい!
二人とも無茶やるなあ~~な展開なのだけど、
メチャメチャパワーがある。
それだけに青空の下でのラストシーンには実に爽快だった。
可憐な美女、芦川いづみは
藤竜也の奥さんになってから芸能界を引退してしまったが
お元気なのだろうか。
ディレクター役の長門裕之が、「業界人間そのものズバリ風」で◎
鮮烈な映像をリアルタイムで見た方がうらやましい。
1962年 蔵原惟繕 監督作品
脚本 : 山田信夫 企画 : 水の江滝子
撮影 : 間宮義雄
音楽 : 黛敏郎 美術 : 千葉和彦
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「今日の三行広告から」という番組も実際のラジオ番組をモデルにしています。
ラジオ局の臨場感も楽しめましたが
マスコミへの批判もちょっと伺えました。
実在の人物だったのですか~~
それと後半のロードムービー的展開は
新鮮でした。ジープもいいかんじ。
です。
私にとっては
「ダヴィンチ・コード」の謎解きよりも
興味深く、面白かったです。
典子の謎も解けました~~
裕次郎の歌、よかったです。
と残念。
女優さんは激しくて美しくて
稀有な存在ですね。
女優の中の女優といいますか・・
この映画のルリ子さんも
またキラキラとまぶしいばかりです。
蔵原監督とのロマンスも何かで読みました。
私生活もドラマチックですよね。