知らなかったけど
この番組は春と秋に放送されているんですね。
司会は安住紳一郎。嫌味無くさらりと進行されていました。
昔の映像と
スタジオでの生歌、カバー曲を交えての構成。
今回はスタジオでの歌が光った。
まず、小林旭の「昔の名前で出ています」♪が
声量 貫禄 ガタイ!?共、圧倒的でした^_^;
フランク永井でヒットした「君恋し」を見事にアキラの歌にしてしまっていたのには
驚き。すごい表現力ですね。
大スターの気を
デジタル映像からビンビン発散させていた。
「熱き心に」も熱唱。
次になんとジェリー藤尾!久しぶりに見たタキシード姿は
痩せて、哀愁ハンパ無くて
あの、うるさいくらい勢いがありあまっていたジェリーはいずこ??と
いった寂寥感あふれる雰囲気だったけど、
伏目がちに歌う「遠くへ行きたい」は鉄板!
歌声は力強く、聞いているうちに何処か遠くへ行きたくなった人多数出たと思われ!
永六輔(作詞)(こないだ「徹子の部屋」に出ていた:パーキンソン病と戦っておられるそうだけど
お元気だった)中村八大(作曲)最強コンビの
素晴らしさも思い知らされた。
そして
昨年亡くなったピンカラ兄弟:宮史郎の収録映像を見ながら号泣する
ライバルでもあり親友でもあった殿様キングスの宮路オサム!
「女のみち」
「なみだの操」とファンが大喜びのラインナップ。
オサムちゃんは宮さんの分も頑張って欲しい!
五木ひろしは意外にも?上田正樹をカバー。
壮大な「契り」も良かったけど
筆者は
「よこはまたそがれ」、「夜空」の山口洋子 平尾昌晃路線を歌って欲しかった!
斜めにマイクを持って、
”あの娘ぉ~~何処にいるのやら~~”♪ いいですよねえ。
段々と盛り上がった頃に、満を持して登場したのが!?
中条きよし!!
といえば、
「うそ」!
山口&平尾の黄金コンビによる名曲!
円熟の極み!!なんど聞いてもニクイ歌です。
これは女のプロ、山口洋子さんだから書ける詞ですね。
水原ひろしを
カバーした「黒い花びら」も素晴らしかった。
お変わりも無く・・・
「オレ67!女に全然興味無いよ!」とすっぱりいっておられましたが^_^;
67にも、女に興味が無い風にも全然見えない色気で、
プロってすごいですね。
・・・・と、
印象に残った場面だけ書きましたが
他にもいい曲が沢山紹介されていました。
なんたって4時間の尺ですからね。
日本人の心を歌う歌謡曲はやっぱり残していきたいですよね。
でもこれらの歌の中に良く出てくる
「夜の世界で愛する男をひっそりと待つ耐える女」って
果たして現存するせいぶつなのでしょうか??
「大滝詠一が彼のために作った曲」というのに納得!
本当に巧い人たちの歌って、聞いていて気持ち良いですよねぇ。
そうそう!そうなんですよ!!
> 「夜の世界で愛する男をひっそりと待つ耐える女」って・・・
私もずっと思ってました。
なんでこんなに「耐え忍び待つ女ばっかりなんだろ?」と。
男たちの願望の所産なんでしょうか?
ぜひ聞きたい!
番組でも大滝詠一は小林旭の大ファンで
「熱き心に」のレコーディングの時も憧れの人を
柱の影に隠れて
見ていた(^.^)と言ってました。
巧い人は「歌の心」があるんだなと
思いました。聞いていると情景が浮かんでくると
いいますか・・・
男性の願望だと思いますねえ 笑。
「あなたのおそばに置いて欲しい」
というフレーズも
”恋の奴隷”
”なみだの操””時の流れに身をまかせ”に
出てくることを発見!!
(全部違う男性の作詞家です)
かなりの、上から目線ですよね(爆)