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「次郎長背負い富士」

2006年07月07日 | ★TV番組
清水といえば、「次郎長」だったのは遠い昔。
今は「エスパルス」なのだそうだ。

中村雅俊が時代劇っていうのも
珍しい上、次郎長やるのも意外だった。
それにNHKがゴールデンタイムに
任侠モノをやるというのも珍しい。
草刈正雄が渡世人?・・・・と、
珍しいづくしなので見てみた。

山本一力の原作。

ちょっと見栄っ張りで、女房に頭があがらない
次郎長を中村が違和感無く演じていた。

母親の台詞:「博打うちになるなんて私の育て方が悪かったんだね」
「おっかさん!」
渡世人として名をはせていく次郎長ですが、
失ったものも大きいってことを主張した内容だった。

脚本はジェームス三木。

大政役の草刈正雄も巻き舌で攻めていて、
山本太郎はそのまんまの森の石松。

スケールが大きくて男気がある親分ですが
その単純思考が
前面に出すぎている気がしましたねえ。
中村雅俊だから、何をやっても善人にしか見えませんけど。

演出はかなりオーバー気味で、
これは最近のドラマの傾向なのだろうか。

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