【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

ボールを見るより体の回転が優先

2019年05月20日 23時37分17秒 | ゴルフ

 

ゴルフスイングは アドレスの動き出しから スイングの終わるフィニッシュまで 長くかかっても 2秒はかかりません。
多くのゴルファーがゴルフを覚えて行く過程で ミスをしたり、うまく出来ないと 「ボールをよく見て!」といわれた経験がある筈です。 自分がボールを打つまでは 決して動かない 逆に動いているボールを打ってしまうとペナルティ になるゴルフなのに不思議なアドバイス に感じます。
トップをしたり、はたまた空振りしてしまったりは ボールから目を離したことが原因でしょうか…。 あまり関係ない気がします。
スイング全体で 1.5~2秒弱 トップオブザスイングからインパクトまでは 0.2~0.4秒しかありません。 その間に何か意志をもって動作するのは なかなか難しく 練習をして動作を反射… に近い行為にするものなのかもしれません。
その刹那の時間に ボールをよく見る習慣を 馴染ませてしまうと 本能的に ボールと目の距離を保とうとしているように思えます。
スナップショット 5 (2013-07-05 23-44)
スイング動作の軸になるのは 背骨 で 目のある顔の部分は 頭や体の厚み分だけ 背骨よりも前に出ていますから 本来は スイング最中 常時 ボールと目との距離は変化するものです。
ボールを見る意識が強く ボールと目との距離を保ってしまうと とても変な動作になってしまいます。
スナップショット 5 (2013-06-03 19-45)スナップショット 7 (2013-06-03 19-45)


ボールを視界にとらえていれば良い訳で 侍の言葉で言うと「半眼」でモノを見ておれば良く 凝視する必要はないのです。
見なくとも ボールは動かないのですから 「見る」ことよりも 顔や視界を上半身とともに動かし 胴体を一体に股関節を稼働させる体の回転を 覚える方が格段に大切で しかも、その動作は体を痛める可能性をグンと下げます。
スナップショット 8 (2013-06-03 19-46)
スナップショット 9 (2013-06-03 19-46)
スナップショット 11 (2013-06-03 19-47)
腕さばきをしない という話の中では テークアウェイで 腕の三角形を保ちなさい というのは 胴体を捻らず、 股関節から上の胴体ごと右を向く という事です。 それを「慣らしていく」のには 胸の向き通り、顔も動かすことを薦めます。
首のひねらず 顔ごと右を向く方が 格段に 体の回転はしやすくなるはずです。
その上でボールを見るのなら 顔を残すのではなく 上部に視線を動かす 視界の真ん中にボールを置いておく、維持しておく のではなく 視界の中で ほぼ真ん中にあったボールを 左端の動かすような訓練も有効かもしれません。
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◆アプローチの距離感

2019年05月20日 23時35分12秒 | ゴルフ

ゴルフのとても大切な部分「距離感」 ショットの場合 自分の打とうとする距離によって 向く方向、打つ方向も変わってきますから ショットのそのものの基礎になるものとも言えます。
シンプルに距離感とは 10mの距離を転がす ことから始まります。

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同じ10mを打つのに 1mの高さの弾道 3mの高さの弾道 5mの高さの弾道 を打つのは もちろん…打つエネルギーは 転がす時よりも多くなり、 高さが倍になると、倍以上の、二乗倍のような 打撃のエネルギーが必要になります。
ゴルフの場合は バンカーやハザードなどを避け 空中戦にしなくてはいけない部分があるので 勿論仕方ありませんが、 出来うるのであれば 転がす距離感を基礎にして欲しい です。
ゴルフクラブには ロフトという打面の角度 があり 打撃のエネルギーを ボールの速度・推進力を回転、角度に振り分け 意図的に距離をロス させるためのものです。
ボールの外周は 約14センチですが ボールを横に14センチ移動させるのと ボールを縦に14センチ移動させるのと ボールを一回転(約14センチ)させるのでは 必要なエネルギーが異なり ボールが浮遊して飛ぶ空気抵抗などを考えると 回転は 横への移動に比べるとかなりのエネルギーを労します。
同じ距離を打つのに 高い球をウエッヂで打つのと 転がしも含めて7番アイアンで打つのとでは 7番アイアンで打つ方が 遅いストローク、小さなストロークで済みます。
ですので ハミングバードでは 出来るだけ「ロフトの立ったアイアン」 ウエッヂではなく「ロフトの立ったアイアン」で アプローチすることを薦めていますが それは 距離感が楽になり、ミスを少なく出来るからです。
ロフト角度は ロス率を生み出すものです。
ロス率自身を無くすのではなく
ロス率をコントロールするのはとても難しく 故に打ち手の「技術」でするのではなく 物質としてのゴルフクラブのロフトで行うのです。
006009



ですので パターストロークなどを見ていると 殆どのひとが ボールを上に向かって コスリあげて ボールの推進力を回転にしてしまっているので とても勿体なく思います。
アプローチでもそうです。
 振り子式のストローク・ショットは その振り子の中からボールを放り出すように打つので 打撃のエネルギーが必要以上の回転に化けやすく 制御・管理しにくい「ロス率」によって 距離が安定しにくいのです。
 出来れば練習で・・・ 練習場のボールはスピンの維持が悪いので やり辛いところはありますが、 50ヤードなり、60ヤード位の距離を フルスイングのフルショット 最高弾道の高い球で打たずに 中途な高さの中弾道~もしくは低めの弾道で 打つ練習をしてみて下さい。
スナップショット 1 (2014-03-03 22-27)
実はこの練習は ドライバーをフルフルでフルショットして 距離を伸ばす練習よりも 「距離を伸ばすこと」に関しては有効なのです。
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