L型ブリストルパターに限りませんが、
より良いパッティングをするのには
以下の点のご注意下さい。
①深くかがんで ボールに被るように構えない
× 〇
これには幾つか理由があります。
✊振り子のクラブを使うので
ロフト変化、ヘッドの高さ変化が激しく
安定した距離感が生み出しにくくなります。
✊ヘッドのある場所と 自分のヘッド(頭)が
いつも反対に動くので
スイングボトム・パッティングストロークボトムが
アドレスよりも右にズレます。
が、故に 長い距離でのダフリ であったり
距離によって度合いは変わりますが、
常時 上がり行程でのインパクトの為、
薄いトップ気味の球になり易いです。
👉トップショットは ショットの中で一番回転数が増えます。
通常のパッティングでは 回転数は 300~800回転
1000回転以下のことが殆どですが、
トップになると 打つ距離とあまり関係なく
4000~5000回転なんて言うのもザラ・・・。
その分 エネルギーは食われ ボールは飛びません。
✊何も感じなければ良いですが、
お家で、とか、パッティングの練習をそこそこする のであれば
このかがみ方、前屈は 腰を痛める原因になります。
……私の年齢で 5分やれば もうしんどいです。
✊コースで 緊張感を生み出し易い ので
避けた方が良いと思います。
✊この構えでは 距離感を生み出す、タッチの違いを生み出すのが
首回りや背中の筋肉です。
前傾して それでなくとも重い自分の体を支えるのに
かなり使用している その筋肉が距離感の元 なのですから
微妙な距離感は生み出しにくい と思います。
②腕さばき 肘さばきで打ってしまいましょう。
肩を使う ショルダーストロークは
肩であれば、結局 腕
背中であれば 繊細な調整に不向き という あいまいな箇所が
距離感を作るコトになります。
故に ひじの曲げ伸ばしで
〇右腕の肘の使い方や
〇左腕の動かし方 で 距離感を造りましょう。
⚓カギになるのは
右ひじの伸ばしと左手首(もしくは左ひじの逃げ)の関係です。
ひじを伸ばし 右手が押すのは シャフトやクラブではなく
クラブを持った左手、左手首を押すような感じ になります。
よって 右ひじの伸び と 左手首の平側への折れ(左ひじの逃げ)
がつながった関係になります。
ヘッドの高さを大きく変えず
フェースがずっと ボールを追いかけるような
そんな感じになります。
このパッティングストロークは
そのまま ショットとつながっていきます。
両肩の揺さぶりでストロークする その感じは
スイングにとっては 手打ち です。
からだの回転 ではなく
体のひねり になってしまいますので
出来れば パッティングで
回転を体のひねり 肩のひねり と結びつけない方が良いと思います。
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
スイング論で よく腕と胸で作る
三角形(トライアングル)をどうするか?
と言う話が出てきます。
アドレス時、二等辺三角形 になっている
この「形」を変えない。。。 なんてのも聞きますが、
どちらかの腕(肘)を曲げる限り、それは成り立ちません。
ダウンスイング初動で 左腕を降ろそう をモットーに
考えると この三角形の面 と 体の関係 を
ひねらないコトが肝心になるかと思います。
テークアウェイにおいて
右ひじが曲がる分、左上腕は上がる訳ですが、
この三角形を体に対し ひねってしまうと
ダウンスイング時 上がった左上腕、高くなった左ひじ を
元の状態に戻し難くなります。
ダウンスイングで左上腕を下げるコト のポイントは
その動き が からだの回転とつながり
左サイドが低い時間 ~右を向いている時間を確保、
からだを無理に止めたりするコト無く
左サイドの低い時間 ~右を向いている時間を長く取りたい訳です。ですので。。。
良くありがちな 左腕だけ 動かして
右ひじの曲がりと左上腕の上りがリンクしない形 で
上げてしまうと
まあ だいたい体はひねられ
へそから上だけを右に向ける
偽装の右向きなのですが。。。トップ付近での姿勢が 左肩の方が右肩よりも高いような
ダウンスイングで 左サイドの方が低くなる姿勢になり難い、
まず ならない姿勢で始めるコトになります。
背骨には 綺麗に横回転する機能、関節がありませんから
胴体をひねる というのは そういうことにならざるを得ません。
この三角形の面と体の関係
この三角形の面と胸の関係
これをひねった関係にしないのには
上がる時も下げる時も
右ひじの曲がり、外への張り と 左上腕の上がり
が 一つのモノ と考えた方が良いでしょう。
手で上がるお約束のパターンは左肩や左腕がからだの右にグリップを押す ので
右腕が左腕にかぶられてしまったり、
長く使った左腕に対し、右腕を短くしなければならない、
と言うだけで 右ひじが曲がる、
右ひじが曲がることに機能を持たせていません。
これでは 折角の利き腕である右腕を使えません。アプローチや素振り あたりから始めると良いと思いますが、
この面と胸とを出来るだけ ひねらず
🔴右を向く 胴体、へそ、骨盤、アソコを右に向ける、
🔴右ひじをやや外目、やや高めに張る
🔴左上腕が上がる
この3つの動きを一つのユニット として トライしてみて下さい。