からだの向きの変更を考えてみよう #shorts
クラブ診断をさせて頂くと
以下の場面にたびたび遭遇します。
体調不良や諸所の事情などから数年、ゴルフを中断していた…
⇒久しぶりに復帰するのにゴルフクラブを新調
⇒加齢や体力不足を考慮し
軽くて「振り易い」だろう・・・
カーボン(グラファイト)シャフト 👉アイアンセット を選択
👉楽にしたはず・・・なのに上手く行かない…。
多くのクラブ診断に来店される方が
復帰して、「クラブを購入後」に訪れるケースが後を絶ちません。
![002](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/f/1/f118ccfd.jpg)
普通のゴルファー(アマチュア)は
当然、ゴルフクラブのコトに詳しくありません。
自分の使っているシャフトの硬さや
ドライバーのロフト角度を知らない、もしくは覚えていない、
ケースも決して少なくありません。
シャフトの硬さがメーカーや機種、年代によっても
大きく異なっている、統一性がない のは「ほぼ全く」知られていませんが、
とりあえず、ゴルフバッグに入っている使用クラブ
10~13本のクラブの R…とか、SR…とか、形式上の硬さの名称 が
揃っているだけでも かなりの『ゴルフクラブ通』と言える程です。
『実はそのシャフトの硬さ表記は
そのシャフトの、そのクラブの R…、SR…、S…で
全てのゴルフクラブの共通のモノ ではありませんよー。』
と言っても 意味が分からない というか、通じないケースが
大半を占めるのです。
服のサイズ と同じで
そのメーカーや機種のテイスト、年代や対象によって
おなじ Ⅿサイズと言っても 異なる のと同じ です。
と説明し、やっと日本語として認識して貰える程度です。
…昔のアシュワースのサイズ感覚で今の服のサイズを買うと
交換必須と言ったところです。
多くの方、おそらく全世界共通なんだと思いますが、
グラファイト/カーボンシャフト > スチールシャフト
楽ちん、もしくは飛ぶ と思い込んでいます。
まあ これは アインやウッドに関わらず、
メタル(ステンレス)ヘッド/フェースより チタンヘッド/フェースの方が 飛ぶ
のと同じ感覚なんだと思います。
雑誌やカタログは はっきりとはそう言っていないんですが、
微妙に そのニュアンスを含んだ 扱いをしているコトが多いので
いつの間にか そう思い込んでいる のでしょう。
その答えから言えば
シャフトの素材がカーボンだから飛ぶ、もしくは楽
ヘッドやフェースの素材がチタンだから飛ぶ は ✖ です。
飛距離、そして楽かどうか について
単純な素材の差は皆無 と言って間違いないでしょう。
なので
久しぶり、数年ぶりにゴルフを再開した、
たぶん、体力は落ちている、距離は落ちている…だろうから
楽に振れるモノ というコトで
カーボンシャフトにした…… んだと思うのですが、
それは かなりの確率で裏切られるコト が多いでしょうね。
昔のように カーボンシャフトの特性を活かした、ヘッド重量に
なっておらず、ヘッドの重量はスチールと共有です。
例え 同じようなシャフト重量であっても
カーボンは実際、スチールよりも剛性が高く、強度が高いケースが
多いですから、シャフトが硬いケースが少なくありません。
職業的な目で言えば、楽か、どうかは
シャフトの硬さだ! と断言できる程の要素ですから
素材がグラファイトだろうが、見た目がチタンだろうが
シャフトが硬くなったら 望みとは真逆な
ハードな路線、オーバースペックな路線
になります。
![HBS 005](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/6/1/614e5bb0.jpg)
振動数がすべて とは言いませんが、
楽をしたい、体を痛めたくない 場合、
今までのモノ、(がどの位硬いかにもよりますが)
よりも20cpm以上、柔らかい 👉振動数 ●cpmの数値の小さい
そして 出来るだけセット内に
一定の硬さの流れがあるか どうか が
使ってみて、楽で、結果も出易い 一つの指標です。
あと 多くの方が
ドライバーばかりに目が行きますが、
理解は出来ますが…
ドライバーを生かすも、殺すも、
✋バッグ全体、他のクラブ達と
ドライバーとの『互換性』
✋少なくとも 共通する『硬さ/柔らかさ』
✋ドライバーを上手く打たせる 硬さの流れ
にかかっている と言って間違いありません。