店長「ハンドファーストを維持する為のリリース…
からだの回転で打つコトを 体験 していくには
アプローチのような 強く打たないショット
から始められるのが良いと思います。」
Mさん「グリーン周りから…位の距離で始めるのですね。」
![「リリースのミス? 下に振るのか 廻るのか_Moment(3)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/e/e/eec33fbe.jpg)
店長「そうですね。
グリップエンドを飛球線の方向に向けたまま
もしくは 飛球線の方向に抜く、
その感覚は 今までの
クラブの重さを腕で動かす 打撃感 と大きく異なり
単に カラダの向きを変えるだけ、
カラダの向きを変えないと クラブターンが行われませんから
打てませんので カラダの向きを変えざるを得ない、のですが
実感として 打撃感が非常に薄い ので
始めはちょっと躊躇(ためら)うのではないかと思います。
カラダ、左サイド、左腕、左グリップが止まって
絞るようにして打つ ダイナミックなインパクト、打撃に
比べ からだの回転で打つ方は
動いている最中 の どこかにあり、
手で打つのに比べると はっきりとした印象がありません。
良い意味で取れば 多少、ズレても差がない、
というコトにつながるのですが
その打撃感の無さは結構、乗り越え難い部分ではあります。
いままで 肩で廻っていた というのが
実は腕を動かしているだけで それに引っ張られ
肩が動いている と言うのを実感するかも知れませんし、
よく言われる 左サイドのリード と言うのがありますが
左サイドのリードの言葉の意味は
左サイドが動いている内に打て、 であって
左サイドを動かしてから打て では無い、
というコトを気付くかも知れません。
少なくとも その違いを体験するのは大切です。」
Mさん「クラブをリリースする、というのは
全くなくなるのですか❓」
店長「スイングの好み や 実際に出来るコト、
長く親しんできたスイング方式 などによっても異なる
とは思うので 個々で異なるとは思いますが、
ヘッド、クラブをリリースしなくともボールは打てます。
クラブターン、フェースターンは
カラダの向き『だけ』でも完遂可能です、 が✋
右腕を伸ばすことによって クラブを回転させたい、
フェースローテーションをどうしてもしたい、 と言う場合、
少なくとも グリップがボールを越えるまで、
ブレイクラインをグリップエンドが廻るまで、
タイミングをずらして欲しい トコロですね。
インパクト、インパクト直後 から
スイング動作は減速に入るので
インパクトを越えたら 無理にクラブの慣性を
おさえておく必要はありません。
俗に言う 振ってしまって構わない と思います。
打ってから、であれば です。
作法というか、技術というか、
その部分での問題解決よりも
慣れ親しんだ感覚、思い込みの部分が少なくない かと思います。
クラブを動かしているのは 打ち手の人間で
その一番先端に重さとして付いている打撃部 が
その動作速度(角度)を追い抜くことはありません。
ヘッドの方がたくさん動いている というコトは
自分は止まっている(減速している)コトになります。
ソコの感覚が掴めるとかなり飛躍的な変化が起こるでしょうね。」