『からだの回転で!』という言葉が
多くの方に スイングに悪い魔法をかけてしまう…
カラダで、カラダで、と思うほど
「結果」として 手で振るコトになってしまう…呪縛
という 木乃伊取りが木乃伊になる のが
少なくない……と思います。
私達 オジサンおばさんは訓練は苦手^^ですから
感覚、イメージ、よい思い込みでなんとかしてしまいましょうー
良い思い込みで 劇的にスイングが改善することは多くはないですが
「間違った」思い込みはかなり大きく影響を、
望ましくないクラブ扱いを形成してしまうのは確か、です。
(モノ凄く何度も書いたテーマですが、
それほど このイメージが悪影響を与えている と思っています)
からだの回転でクラブを動かすイメージを持つと
右向いた自分が左を向くと
クラブも 180度反転するモノ と思い込んでいる人が多いと思います、
が、クラブは長さもあり、先端に特出した重さのヘッドがあり、
それが運動、移動によって 速度の二乗分、重くなるので
実際、事前のイメージはこうであったとしても
結果、としては その重さ分 こうなります。
ボールを打って以降、インパクト以降
スイング動作は収束に向け、減速、停止に入りますが、
クラブやヘッドには 慣性、惰性が残っているので
打った後、手を追い抜くような形にはなります。
が、それはショットのオマケ、インパクトの惰性 です。
ゴルフスイングという 回転する動きが入る
「ややこしさ」ではありますが、
事前のイメージ通り クラブを180度反転させる、
コトを実際に行うと
こうせざるを得なくなり、
これをするには 本来、動きに対し 一番遅れる、
その重さ分 あとからついて来るモノを
動きの先頭に出さなくてはならなくなりますから
「カラダ」「左サイド」「左グリップ」を止めざるを得ません。
打ち終わった後、確かに グリップ・手は
慣性の付いたヘッド・クラブに追い抜かれますが、
それはオマケであって、(ここがややこしいよね)
ボールを打つ 行為 とは直接関係にない、
その 追い追い抜くコト、追い抜かれるコトでボールは打たない のです。
ゴルフのスイングで言う回転、
カラダの向きを変える動きは
ヘッドの付いたゴルフクラブの
グリップ部を多く、出来るだけ速く移動させることで
それにヘッドがつながっているに過ぎません。
からだの回転による グリップの移動よりも
「距離」としては 重さ分 ヘッドの方が少なく動く
と考え スイングを、クラブの動かし方を考えるべき、です。
ソコのイメージミスはかなり決定的に
クラブの動かし方に影響を与えるを思います。