質問「悶絶クラブを使う前から、ですが
普通に売られているクラブの話し…ですけど、
ドライバーを含めたウッド系とアイアンの互換性、と言えば良いのか
関係に違和感は持っていました。」
店主「でしょうねぇ。
ドライバーは兎も角、飛ばすコト、飛ばないと売れないです。
現在のドライバー事情でルールでがんじがらめ になって
特にヘッドの特性で出来ることはかなり少なく、
✋シャフトを柔らかくするコト、
✋ヘッドを重くするコト、
✋クラブを長くするコト、
更なる、飛ばし にはこの位しか残ってません。
ですので この20年で、平均的なドライバーシャフトは
だいたい…ですけれど 振動数で言うと 15~20cpm位
フレックスで言うと 2フレックス位柔らかくなりました。」
店主「しかし、アイアンはもう スチールシャフト装着のモノしか
売っていませんから そのギャップはかなり大きい。
私が 平均的なゴルファーを見て、
一番 不思議に感じるのは
柔らかいシャフトのドライバー と 硬いシャフトのアイアン、
数値で言うと、ですね
ドライバーの平均の硬さは おそらく 240cpm位でしょう。
それに適したアイアン、5番アイアンですが 260cpm前後 です。
でも、実際には 290cpmを楽々超えるモノを 併用している。
ドライバーの硬さに比べると ③フレックスも硬いモノ を
現場で 交互交互に使って、平気なのかな❓
違和感感じないのかな… って 不思議に思います。」
質問「やっぱり… そうなんですね。」
店主「ハイ。 硬いシャフトを使うコトは
スイングタイプや好み、主義主張もありますから
それはそれで良いと思うんです……… が
硬さの大きく異なるシャフトが 同じバックの中にあって
それをランダムに使って おかしくならないのかな…と。」
質問「どうなるんです❓」
店主「なにも考えなければ
柔らかいドライバーを打った後で
硬いアイアンを打てば、当たりが薄い、トップ、
ひっかけ気味の球になり易い です。
逆であれば、厚い当たり、ダフリ、てんぷら、スライス です。
コレが困ったことに 人間は修正能力や対応する力があるので、
それが出ないよう 真逆な結果もありえます。」
質問「僕も 市販のクラブを使っていた時、
ドライバーは左足かかと、アイアンは真ん中よりやや右側、
にボールを置いておかないと 上手く行き難い・・・。
どうして 同じボールの位置ではダメなのか、
同じボールの位置の方が タイミングやスイングそのものも
同じに出来やすいと思っていました。」
店主「ドライバー/ウッド と アイアン の
ボールの置きどころが 全く同じ とは言わないまでも
似ている、近い方が 一つのスイング、一つのタイミングで
処理できるから シンプルだと思うんですけどね。」
質問「練習場で廻りを見てみると
その置き位置の差が ものすごく大きく違う人は とても多いです。」
店主「シャフトの硬さの違いが表れている気がします。
✋そういう意味では プロの方がアマチュアよりもやさしい、
アマチュアゴルファーの方がプロより難しいクラブを使っている
とも言えます。」
◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります (livedoor.blog)
質問「え! そうなんです❓」
店主「ハイ。プロは アイアンも硬め ですが、
それに応じて ドライバーも硬め です。
全体は硬いですが、セットとして 同じ流れ、
少なくとも 同じような感じで振れる硬さで統一しています。
一方、アマチュアゴルファーの多くは
アイアンはプロとあまり変わらないシャフトの硬さ、
それに比べ ドライバーがかなり柔らかい・・・
体力や年齢、練習量などを考えると
ドライバー側で統一して、同じ流れでセットにした方が
絶対 ゴルフはシンプルに、簡単になりますし、
シャフトの硬さが起因で
カラダを傷める可能性もかなり下がると思います。」