店長「からだの回転のコトを『捻転』
ねじれさせる と言う言葉を使いますが、
若い人はまだしも 一般的なアマチュアゴルファー向けの
スイングの回転を表現するには 良くない気がします。」
質問「捻転…。」
店長「そうですね。捻じれてからだの向きを変える というと
背中廻り、胴回りを捻るニュアンスが非常に強いですし、
それを促す為、重さである クラブ、
その重さも先端が重い 振り子っぽい構造 ですので
それを利用するのを『ヘッドの重さを利用する』
と結びつけやすい でしょう。
クラブを振り、腕を振り、その勢いで
胴体を捩じる のが 『捻転』…
誰に教わった訳でもないのに そう言う答えに
行き着き易い んじゃないかと思うんですね。」
質問「背中、左肩廻りの張り が右向きの目安ですね。」
店長「腰に対して肩を廻す は
若い人を除く、一般的なアマチュアゴルファー向けではないので、
骨盤ごと右を向ける、秀二を右に向けるを前提にしますけど
前傾姿勢を残す、保つ、保たせる と言うコトを
考慮すると 背中の張りでは無く、
右打ちの人であれば 右脚、右大腿とお尻の向き差、
股関節廻りの張り、右のお尻の張り が目安が良いです。
肩や、特に腕を使って 胴体を捻っていたのを
足を使って 骨盤の向きを変える
捻転というのが適切な言葉とは思えませんが、
向きを変える場所を 下に下にずらしていく方が
疲労や年齢、体力低下には強いと思います。」
質問「秀二の向き…ですね。」
店長「はい。20代、30代の頃のタイガーは
秀二をボールに向けたまま 胴体を捻っていましたが
最近では 右 とまでは行ってませんが、
右斜め45度位まで 秀二を向けるようになっています。
彼ですら そうなのですから…。
骨盤も右に向ける、
からだも硬くなっているのなら 顔や視線も右に…。
となると それをするコトの出来るアドレス
でないと バランスが取れません。
胴体をひねる方のアドレスは 傾向として
前傾が深いか、ハンドダウン気味のことが多いので
もっと起きて 前傾を浅く、棒立ち気味にして
ハンドアップ気味に変更しないとイケナイ
かも知れませんね。」