店長「ピンと来ないかも知れませんが、
スイングには加速は勿論、あるんですけど
一定の加速であって
途中から ターボのように二重加速的なモノではありません。」
質問「それは からだの回転と手打ちの違い、
でもあるんですか❓」
店長「はい。
からだの回転の場合、
字面通り、からだの向きを変える速度が唯一の動力であり、
加速も その回転速度次第 です。
到達する速度
例えば 時速40キロとか
時速100キロ とかに対しての 均等な加速であって
途中から 急加速をする、ようなことは
からだの回転では難しいです。
ですので アプローチの場合、
自分の 廻る速度がダイレクトに ヘッドスピードであり、
その調節が そのまま距離感 です。
クラブ(手)を振らず クラブの姿勢、クラブの状態 は
ほぼ 固定したまま、 からだの向きでクラブターンしますので
〇持ったクラブのロフト
〇持ったクラブの長さ
◎そして、自分の廻る速度 が距離を決める のです。
一方、クラブを振る 手打ちの場合、
クラブを振りますから 持ったロフトが打撃の
インパクトロフトに反映され辛いですし、
同時に、そのクラブ通りのアタックアングルになり難い
もう、この時点で 同じ球、同じ距離を打てる可能性が
からだの回転での打撃よりも低い、ですが、
更に インパクト直前に、からだの回転が減速、停止 して
その反動? 勢いで クラブをリリース、
フリーにしてしまうので 速度も管理し辛い、
三重苦 な訳です。
ですので からだの向きでグリップを移動させ、
その距離分、その稼働時間分、だけ ヘッドも動かす、
引きずるかのように動かせれば
少なくとも アプローチショットはかなり改善されます。」
質問「ものすごい意識改革が必要なのですね。」
店長「ソレはそう思います。
今まで 手で振っていた、クラブをリリースし、
クラブに残っている慣性 のようなモノで打っていた方が
ヘッドを動かさない、シャフトを振らない は
感覚として ボールが打てない と感じるでしょう。
自分にとっての 打撃のエース、切り札 が使えないのです。
リズム感も大きく変わるでしょうし、
トライされた方、乗り越えた方 は
からだに比べ、敏感、感受性の強い 腕・手で
クラブを振る、ボールを打つ の充実感が
からだの回転で打つ場合、何もない、まったく無い ですから
掴みドコロもない のかも知れない。。。
その位 違うのです。」
質問「ひええええええ」
店長「ですので 右打ちの方は左打ち、
左打ちの方は右打ち、
今日から 逆になる、位の気持ちで無いと乗り越えられない、
位 意識、感覚、思い込みの差は激しい です。
それともう一点、難所があるんですが、
当初のテーマに沿うモノなんですけど、
手打ちの方は 肩を廻す と 肩甲骨を動かす、
の違いが つかめていない方は多いですし、
プロであっても 疲れてきたり、緊張感が高まってくると
そのミスを犯してしまうほど 陥り易い部分 です。
胴体を捻るタイプの 肩の廻し は
疲労や緊張、からだがこわばってくると
かなりの頑張りが必要で、
そもそも 手で上げてしまうケースも多いうえ、
胴体を捩じる(肩を廻す)促進・誘因として
肩甲骨を動かす、腕やクラブを横に振る、
をしてしまいガチ なので
ソコに注意が必要です。
そういうコトもありますし、
どうせ 清水の舞台から飛び降りる位のつもり で
手打ちを卒業しようとするのですから
からだの回転も 股関節を境目として骨盤タイプ、
✅捻転タイプでは無く、
✅回転タイプに移行するのも良いかと思います。」