店長「勿論、ドライバーのシャフトだけでなく
アイアンも含め クラブ全般なんですが、
シャフト選び、シャフト探し とは
シャフトの銘柄でなく、シャフトの『硬さ』を選ぶコトです。」
質問「特性として 素晴らしい と謳っていたとしても
硬ければ ただの『高額な』棒というコト、ですね。」
店長「その通りです。
ネット社会になって、より踊らされガチ なのですが、
シャフトの評判 なんて言うのは 他人の話し で
自分とは関係ない と思った方が正解です。
総じて ゴルフクラブやシャフトなどの 総評・評価・論評
は ハード系なパワフルな人達がネット上に載せガチ、書きガチ で
コレも良く記憶の棚に入れて置いた方が良いですが、
ゴルファー全般で
ヘッドスピードが 45㎳を超えるような人は 非常に稀、
1割居るか、居ないか……居ないと見て良いでしょう。
その人たちの 評価 は
平均ヘッドスピード 38~39㎳の私たちには
全く役に立たず、
少し言葉悪く言えば 害悪にさえ なります。
男性プロですと 50msを越えてくるヘッドスピード です。
ちょっと大げさな例えになるんですけど
その人たちの選ぶモノ、使うモノって
車で言うと フォーミュラ―カー みたいなモノで
その使っているタイヤやサスペンションを
私たちが日常で使っている車に装着しても良いことは無いでしょう。
それととても似ています。
ですので 他人の評判なんて、あくまでも評判、
クチコミ好き なのは分からないでは無いんですが、
自分で『実際に打ってみない』と リシャフトなんて
あまり意味を成さない です。」
質問「有りがちですよね、このシャフトは良い「らしい」
からって 打ちもせず リシャフトする… って。」
店長「はい。多いと思います。
また シャフトを試してみる にしても、
ドライバーであるのなら そのドライバーを使う環境、
交互に打つ、ウッドやユーティリティ、アイアンなどとの
互換性というか、相性比べもちゃんとやるべき だと思います。
試打会なんかもそうかと思うんですが、
そのドライバーを打ち続けていれば
そのシャフトとか、硬さとかのタイミングとか、
コツとかを 人間は適応していくモノ ですけれど、
それと 全然、タイミングの異なる、硬さの違う、
別なクラブ、アイアンとかを 交互交互に打って
特に問題がないか、確認する作業は
リシャフトした後で、なんだか 試打会の時とは
感じが違うなぁ と後悔するより マシ だと思います。」
質問「うわー やりそうですね。」
店長「まあ ゴルフ用品業界にとっては
他人の評判で 合わない可能性の高いシャフトに
予算を割いて頂ける有難いお客様 なんですが、
シャフトの硬さ は 上手く行かなかった、曲がる、飛ばない
などの 目の前の問題が起きるだけでなく、
硬いシャフトを無理やり使おうとしてしまうクラブさばき や
それに伴う 肘や手首、腰などの痛み・故障の主原因になり得るので
適切に、そして事前に手間をかけて選定しないと
その代金以上の損失をする事になり得ます。
シャフトの硬さ は ヘッドスピードの数値 よりも
その人の クラブの振り方、シャフトの使い方 に
非常に依存、影響を受けますので
Sとか、Rとか、時には Lとか、その硬さ表記に囚われず、
こだわらず 打ってみた方が良いと思います。
例えば…ですが、
最終的に 高い振動数数値 ...例えば振動数260cpm の
硬いシャフトを選ぶことになった、としても
その周辺だけでなく 振動数200cpmとか、180cpm などの
かなり離れた数値のモノを打った上での
比較 と言うモノを強くお勧めします✋」