店長「アプローチの距離の打ち分けを
スイングを8時20分、9時15分、10時10分…
スイングの振り幅で造りましょう。 ~みたいな奴ですが…
距離感はアドバイスし辛い典型的なモノ ですから
初歩的に スイングの大きさで管理するのも
ヒトツのアイディアだと思います。
これで問題なのは このアプローチでの
フィニッシュ、フォローの部分です。
9時はいいんですけれど 15分の部分は
本当はこうなんです。
大きく振らない場面ですから
振った後、ヘッドは上がらないとは思いますが、
左右みたいな位置関係では
グリップはボールから遠い方、
ヘッドはボールに近い方…
でも からだは向きは左(右打ち)を向いている『から』
画像的にはこう見える。
この写真でも 一番右のフィニッシュの場面では
平面上、ヘッドの方がグリップよりも先に行って『見えます』が、
実際には 遠い~近いで言うと ヘッドがボール側 なんです。
足腰でもからだの向きを変える、
クラブや腕はほぼ固定した状態で動かす。
動きに対して クラブの先端は重い ですから
後から付いて来ます。
シャフトでつながっていますからね😌
ヘッドはナチュラルに遅れます。
見た目…的には ハンドファースト・ヘッドレイトですよね
ところが このアプローチの距離感を振り幅で では
重さと運動で遅れる筈の ヘッドを
どうしても 左右対称にする 為、
自分で無意識に動かす
と言う間違った動作を植え付けてしまいます。」
YU「あああああ」
店長「どの位 と言うと 90度って角度ではないですけど
60度位 シャフトを振る、ヘッドを動かす癖 を
アドバイスする側は言っていない のに
打つ側が勝手に覚えてしまいます。
重さで遅れて来るはずの「自然法則」を
動作中に遅れないように動かす のですから
不自然な動きですので 実は努力が必要。
動いている(動作中) = 遅れが増す筈 の中で
遅れないように動かすのですから
かなり事前に動かしている可能性が高いです。
これ 悪い動きの方が定着しちゃいますよね。」
YU「😵 😵 😵 😵」
店長「コレって 結構、多くの方がやってます。
また 別な側面で
足腰や胴体の動き ではなく
肩の上げ下げ、右打ちで言うと右肩の上げ下げ…
俗に言う 振り子の動きで 行う人 もいます。
これと ヘッドを動かす、遅らせない を
合体させると
こうなる…訳ですが、
これなんかは 手で、腕で
クラブの先端部、ヘッドを振る、
早めに振る、
アーリーリリース、
キャスティング、
を 教えることになってしまいます。」
YU「😵 😵 😵」
店長「スタートのコンセプトは間違ってない けど
多くの方は 目で見る情報にかなり影響を受けます ので
△左右対称に振る
△振り子に振る
△両腕で造る三角形を保つ
それに対して、長さがあって、
先端に重さがあって、
運動によって 長さが増えたり、重さが増したり
ヘッドはその分、からだの向きの変更に対して 遅れて
からだの背後に取り残される(回り込む)筈のモノを
遅れさせないで からだの正面に維持する
みたいな感覚が 勝手に定着してしまう。
その部分は 誰も教えていないのに…ね。」