【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

『ゴルフクラブのフィッティング』 シャフトの硬さ

2024年08月29日 00時25分56秒 | ゴルフ

番手もそうですが、ロフトの流れを気にする方がいます。
勿論 大切です。

IMG_0459


ですが、ロフト角度もライ角度も
シャフトの硬さが流れている、統一されている
という事が絶対条件です。

シャフトの硬さが流れになっていないと
そのロフト角度が活きてきません。

これは ライ角度も同じです。

シャフトの硬さ/ロフト角度/ライ角度
は 一つのパックと言ってよいでしょう。

IMG_0624


例えば こういう事です
アイアンが #5~PW 6本在ったとしましょう

左から ロフト/ライ角度 そして硬さ の数値です

#5  26度 60   250cpm
#6  30  61   265
(めちゃ硬い)
#7  34  62   260
#8  38  63   260(柔らかい)
#9  42  64   270
PW  46  65   280
(硬い)

性格や特性にもよりますが
シャフトの番手間の硬さが 5cpm としましょう。
ですから 流れとしては 本来 250/255/260/265/270/275
という感じです。
ところが 往々にして市販アイアン『セット』はこんな感じです。
セッティングとしては流れに、セットになっていませんが
見てくれや番号、本数はセットです。
上記のセッティングだと
6番アイアンがめちゃ硬いです。
 故に6番が飛びません。 7番より飛びません。
ですので6番は殆ど使いません。
8番アイアンは柔らかいですから
飛びやすくなっています…まあ それも困りますが…。
そして PWが硬いので 引っかかります。
このシャフトの流れだと
#6は#7と距離差が出にくく
#8と#7もくっ付いています。
#9とPWには大きく距離が開きます。

ライ角度に関しては シャフトが硬ければ
トゥダウン量が制限されます。
シャフトとゴルフクラブの特性上
シャフトは柔らか過ぎでも トゥダウン量は一定ですが、
硬いと垂れる量が足りないので 引っかかり易くなります。
引っかかり易い番手、クラブは殆どシャフトが硬いです。


ですので セッティングの狂い 流れのバタつき から
つかまり易い番手や飛ぶ番手は 総じてシャフトが柔らかく
飛ばない、ミスをし易い番手は 総じてシャフトは硬めです。

IMG_0623


その上で 非常に残念ですが、
アマチュアの ほぼ100% の人ほど
硬い…硬すぎる…オーバースペックな硬さを使っています。

吾々はアマチュアです。
おじさんでもあります。
久しぶりにゴルフに行くと 後半『へばる』のは
日常茶飯事でしょう。
少なくとも そこで助けて貰えるスペックは持つべきです。

また、クラブを買って頂くこちらからは
毎年頻繁に買い替えて頂くのは嬉しい限りですが、
何年も使おう というのであれば
数年後の体力が落ちる時を基準にしておくのも良いでしょう。

今! しかも その最高の状態! に合わせたクラブスペックは
ほぼ コースで足は引っ張っても、助けてはくれません。




『硬すぎます!』


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゴルフクラブ選びは…いつのま... | トップ | 悶絶クラブ 柔らかいシャフ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ゴルフ」カテゴリの最新記事