しっとう?岩田亜矢那

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〔NHK大河ドラマ〕西郷どん 第10回「篤姫はどこへ」感想 篤姫の実父は「ドリフの見習い」すわ親治

2018年03月11日 20時05分42秒 | テレビのつぼ

オープニングロールに
「すわ親治」
なる名前を見つけて、

 

 

「あれっ?どっかで聞いた名前」
と思ったら、「ドリフの見習い」すわしんじ、や。

全員集合でも、アチョーと暴れまくって、
荒井注無き後、てっきり後釜に座るのかと思いきや、
きっちり志村けんにその座を奪われてしまった、
あの「ドリフ第六の男」すわしんじである。

それも篤姫の実父、島津忠剛と言う重要な役どころ、
ただ、亡くなったという手紙を受取った後の一瞬の回想シーンだけやったけどね。

てか、天璋院篤姫って、島津斉彬の実子ではなく養女やったんや。
大河ドラマ「篤姫」の頃は視てなかったからなー。

第13代将軍・徳川家定の正室になるにあたって
更に右大臣・近衛忠煕の養女になっとるんですな。

「もす、もす、もす、もす」と言う薩摩言葉を問題としていたけど、
篤姫・北川景子、幾島・南野陽子、吉之助・鈴木亮平
実は三人とも「とう、とう、とう、とう」言う兵庫県人である。


意味がわかると怖い話2639 「逃亡の末」

2018年03月11日 19時21分29秒 | 意味がわかると怖いコピペ


春になって来ているとはいえ、まだまだ吹きすさぶ風が肌身に寒い、平日の夕方。 



息も絶え絶えに、俺は走っていた。 

額から汗の雫が流れ落ちる。 
いや、雫と言うよりかは、むしろ滝と表現した方がこの場合は相応しいのだろう。 


どれくらい走っただろうか。 
久々に走ったせいか、脇腹が悲鳴を上げていた。 
くそ、運動不足が祟ったか。 


…仲間達は全員上手く逃げられたのだろうか。 


…いや、今は他人の心配をしている場合では無い。 
こうしている内にも、奴らは俺を捕まえるべく必死に追いかけて来ているのだから……。 



法を犯した、という罪の意識はさらさら無い。 
皆、やっていることじゃないか。 

俺と奴らの間にあるのは、法という名の重苦しいものでは無く、言うなれば勝負と言った所だろうか。 


こんなことになると分かっていたら、 
あの時、仲間達からの誘いを断っておくべきだったんだ……。 

既に手遅れだが……。 



喉が渇いた…… 

思えば、昼飯を食べてからは何も飲んでいなかった。 


『いたぞっ!』 


くそっ、ついに見つかったか!! 


警察は俺を見つけると、追い掛けるスピードを早めた。 


俺は脇腹を押さえながら、残った体力を分散し、夕闇の街中を必死で走り続けた。 


嘲り笑うかのように、小学生達が指を指して俺を見ていた。 


くそっ、 
笑ってんじゃねーよっ!! 


ようやく目的地付近まで俺はやって来た。 


あと少しだ。 
あと少しで、目的地に辿り着く。 

そこまで行けば、晴れて俺は自由の身だ。 


それまで、もってくれよ、 
俺の足っ!! 



『待てっ!!』 



後ろから迫り来る声を無視しながら、俺は必死で走り続けた。 

心臓の鼓動が激しい。 



『観念しろっ!あとはお前だけだっ!!』 


警察によるその台詞からは、俺の仲間達は皆、奴らに捕まったということが窺える。 


なんてことだ……。 

よっちゃん、たけし、 
みのる、ゆうと……… 

何で捕まるんだよっ!! 
皆で逃げ切るって、約束したじゃねーかっ!! 


そんなことを思ったのも束の間だった。 


突如、前方に奴らの仲間が立ち塞がった。 


くそっ、ここまでかよ…。 

こんな所で……。 
あと少しなのにっ!! 



『うわぁーーーーっ!』 



俺は、止めていた足を動かし、奴ら目掛けて突進した。 
一人でも倒せば、その隙に逃げることが出来ると思ったからだ。 


勢いに身を任せ、三人の内一人を押し倒すことに成功した。 

あとは、目的地を目指して走るだけだっ!! 




見えたっ!! 


息を荒げながら、 
俺は並べられていた自転車を薙ぎ倒すと、闇夜の迫る公園内へと進入した。 


あと少し!! 


俺は自由を求めて走った。 




……そんな…… 
嘘……だ…ろ……… 



愕然とした。 



何故なら、奴らの仲間の内の一人が既に俺を待ち伏せしていたからだ。 


その姿を目にした瞬間、全身から張り詰めていた緊張の糸がプツリと音を立てて切れ、力が一気に抜け落ちた。 


すまない、皆……。 
俺、ここまでみたいだ…。 



『観念しろ、山内。』 



膝から崩れ落ちた俺を見下ろす警察。 



公園内に設置された柱時計が、5時を知らせる放送を町内に響かせていた。 



『じゃあ、俺、塾だから。』 

『俺も、夕飯出来てるから、帰るわ。』 

『じゃーなぁー。』 



そんな会話が聞こえていたが、『警察』に手を引かれて立ち上がった俺はショックから立ち直れず、夕飯のことすら考えていなかった。