英国の歴史的鉄道建造物シリーズしょのに。今回はEdinburgh近くのForth橋を訪問した。以前に渡ったことはあるが、今回は橋の撮影のために南岸のSouth Queensferryに宿泊した。
Forth橋の詳細は様々な文献(「英雄時代の鉄道技師たち―技術の源流をイギリスにたどる」 1987/4 管健彦 詳しい。英国東岸ルートを北上しEdinburghに達したNorth Eastern鉄道-North British鉄道連合が更に北のPerth、Aberdeenを目指す際に、東岸から内陸に深く切り込んだForth湾が障壁となった。湾岸を迂回すると西岸ルートを北上してきたLondon & North Western鉄道-Caledonian鉄道連合に対する優位が逆転してしまうため、湾口に延長3km近い橋を架けることを決断。1890年に完成。
Dalmery駅で下車し、徒歩10分程で海岸に出る。
橋がやたらと巨大で、列車を入れて撮っても殆ど見えないが、鉄道写真に車両が写ってないのも何なので、列車通過を待って撮影。Edinburgh近郊路線なので、10分置き位に列車が来る。
丁度この日は豪華クルーズ船が来航していて、沖泊めした船から乗客をランチで港に運んでいた。豪華といっても、中身は豪華かも知れないが、外から見たら海に浮かぶ巨大アパートにしか見えない。
全景を入れようと思ったが、ズームを広角側一杯(18mm)まで開いても南岸側のガーダ橋がアングルに収まらない。
ガーダ橋部にHST125編成が全部入ってしまった。
あと何回かForth橋ネタで引っ張ります。