テスタローリ(Testaroli)は、トスカーナ州とリグーリア州の境界のルニジャーナ地方のパスタです。このパスタは、古代ローマ時代から食べられている、イタリアでも最も古いパスタと言われているそうです。少し変わったパスタで、少し厚めのクレープの様に焼き、切ったパスタを、茹でてソースに絡めます。
今回は、定番のバジルペーストで作りました。

小麦粉と水、塩を混ぜて、クレープ状の生地を作ります。

プライパンに、生地を3㎜程の厚さになるように広げ、ホットケーキの様に、表面がぷくぷくしてきたら、裏返して、しばらく焼きます。
オリジナルの作り方では、浅い蓋付きの鋳物の鍋で焼くそうです。それ以前は、蓋つきの陶器の鍋に、熱い炭火をかけて焼いていたそうです。


焼きあがったテスタローリ。



テスタローリを冷まして、4-5㎝のひし形に切ります。

熱湯に塩を加え、テスタローリを茹でます。パスタが浮かび上がってきたら、パスタを取り出します。


バジルペーストを入れたボウルに、茹であがったパスタを入れて、よく混ぜます。





お皿に盛って出来上がりです。ふわふわで少しもっちりした感触の美味しいパスタです。