『シュガークラフト』をシゴトにして 今でまる2年が過ぎました。 カリキュラムを増やしながらのレッスンは睡眠をけずるものでしたが、よく出来たお方ばかりが習いに来て下さり、お陰で私も背筋が伸びた2年間でした。
日々の家事とレッスンをこなしながら(どんなデザインが夢あふれるかしら~???)とばかり考えて日が過ぎ、家事の合間をぬってなんとか製作。 3ヶ月前、東京の明治記念館で開催されたシュガークラフトグランプリに初出展してみました☆
結果、『ウェディングケーキ部門』で『金賞』を受賞させて頂きました☆
過去に シュガーケーキコンテストを見に行ったことも無く、初出展の初受賞で、嬉しかったですね。
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今年はたまたま自分が作りたいものを作って、それが受賞へとつながりましたが、今後はそう簡単には賞をいただけないかも知れません。。。 世の中には器用な人は沢山いるし気の遠くなるような細かな作業を繰り返すことがお得意な方も沢山います。でも、『賞をいただく』って、手仕事が完璧で上手なだけではなく、何かしらその作品の中に『しあわせ感(ハピネス)・ドリーミング・サプライズ』が加味されていないと 見る人を魅了することは出来ないのです。
そう思うと、自分が作りたいものと出展に値する作品との間に歪が生じ、ちょっと頭をかかえてしまうことも・・・。
この金賞受賞作品は、私の処女作。こんなに頑張った事って、もしかしたら今までに無かったかも・・・。
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下記作品は、上記作品と同時に『アニバーサリーケーキ部門』に出展した『華やぎ ~結納式をお迎えするケーキ~』です。 私自身は、この作品の方が大好きなのですよ~♪ こちらのほうがシュガークラフトの世界では見慣れない技術をたくさん施してあります。 一見 和紙に見えがちな真っ黒いお盆も実はすべてお砂糖で作り、和紙風に皺を入れ、食べることの出来る金粉を散らしてあります。 紐で作ったお花も好きな雰囲気に仕上がり、一晩かけて作った手編みの三つ編みもお気に入りです。(三つ編みよりも二本編みの方が数倍難しかったですわ。。) ステンシルの梅もかわいくて・・・、 一つ一つが魅力的なのですけれど。。。
*SugarBouquetRuri* 宮本瑠璃