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Twitterに書き始めたけど長いからブログに移動です。
今日は自宅軟禁だって。
朝の出掛けにそう云われた。
自宅軟禁ってことは自宅から出ずに家の中にいなさいってこと、
アルコールが抜けるまで車にも乗れないから本宅にも行けない。
そうだ条副の練習でもしよ。
半切の紙は納戸の一番奥のスチール棚の上に、箱入りの下敷きは
納戸作り付けの上の棚から出した。墨液入れは食器の小鉢を代用、
墨液は呉竹の条副用「黒輝」に筆は羊毛赤軸の中峰を、中国土産の
大きな文鎮を用意して準備完了。
あとは墨さえこぼさなければおk。
書体はある程度のオリジナリティが利く行書に、文字は古典の傑作
王義之の「蘭亭序」から「東郊迎新春」の5文字を選んだ。
5文字の意味は初春を野辺に迎える(東=春)
10年ぶりにしては順調に2枚書いた。
半切3枚目の時、腕を横に振ったとたんぼちょんと墨が絨毯に落ちた。
直径1cmくらいの墨が絨毯に沁み込んで最終的に3cmx1.5cmぐらいの
楕円になった。黒い楕円に思考が止まり、半切と全紙は本宅で書くように
言われていたのを思い出した。
ドーサ引きの紙を選んだ自分のミス、
こういうのを後の祭りっていうんだろ。
今日の書道はここで終わった。
休憩しようと思ったらタバコがない。
紫煙の一服は休憩の必需品だからセブンイレブンに買いに行く。
靴を出そうとゲタ箱を開けたら金属の取っ手がぽろんと落ちた。
田宮のヤマト1/350用に準備してあった瞬間接着剤がある。
鋭利な断面にヘラで接着剤を薄く塗り軽く圧着して30分放置、
おk、見た目完璧。
プラモの経験が生きた。
これでバレなきゃ"芸は身を助ける"で一件落着のはずだけど、
今日は踏んだり蹴ったりだからな。
ひとまず、こっちもあっちも何食わぬ顔してツレの反応を見る。
気がつかなかったらLuckyということでそのままばっくれる。
取っ手に気がついいたら・・・それはあのう、金属疲労と言お。
絨毯の黒楕円はごまかしようがないから素直に謝る。
経験則でいえば油煙墨液のシミはなにをやっても落ちない、
これきしのことでグスグス言うツレではないからダイジョウブ。
(たぶん)
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