生後20日目の楊貴妃の稚魚
2010/10/7 pm6:45
CASIO EXILIM EX-Z850
初めてミナミヌマエビを買ったときのこと
熱帯魚とヤマトヌマエビの経験はあったので、小さくて
カラフルな淡水エビを黒コリと一緒に90cmに泳がせたら
さぞや可愛いだろうと軽い気持ちで買った。
ビニール袋に入った10匹のミナミを大事に家に持ち帰り、
店員さんから教わった通りにビニール袋ごと水槽につけた。
30分たち、水槽と袋の水温が同じになったことを確かめ
ミナミをそろりと放した。
すぐに数匹のミナミが水槽をぐるぐる廻り始めた。
落ち着きなく泳ぎ回るミナミもいる。
このときに気が付けばよかった。
翌朝、ミナミは4匹しか残っていなかった。
白く横たわるミナミをアミですくいながら、
頭の中は?マークでいっぱいだった。
なぜ?、なんで?、どして?
ミナミはヤマトよりずっと繊細でシビアな淡水エビだった。
水温はもとより、水槽の水との合わせがもっとも大事だと
アクアリストの先輩から教わった。
1. ビニール袋の水ごと適当な容器に移す。
2. 容器にアナカリスなど水草を入れる。
台所で使う三角コーナーのアミを細長く切ってもいい。
(ミナミは何かにつかまっていると落ち着く)
3. 水温が一緒になるまで容器ごと水槽に浮かべる。
3. 水温が一致したら水槽の水をお玉で少しづづ容器に入れる。
しばらく様子を見てミナミに異常がなければまた入れる
ミナミがおとなしくツマツマしていればOK
4. 容器がいっぱいになったら斜めにして水槽に沈める。
6. ミナミが自分から水槽に出ていくまで待つ。
文字にすると大変そうに見えるけどやってみると簡単です。
ミナミヌマエビ専門のヲタの方々は点滴方式で水合わせを
するそうな。そこまではと思う方はこれをお試しあれ。
↓稚エビを放出したばかりののミナミヌマエビは
まだ大きなお腹をしている。
環境と水に適合するとすぐ抱卵して体色も濃くなる、
稚エビのときは透明だったミナミが今はグリーン色。
んで、残った4匹の初代ミナミヌマエビがどうなったかというと、
すっかり水に馴染んだ1週間後にはもう抱卵してました。
そのときの子孫が今につづくミナミの楽園をつくってくれた。
ミナミはパイロットに使われるくらい水質に敏感でデリケート。
屋外の睡蓮鉢ならさほど心配はないが、屋内水槽は要注意、
一晩で全滅なんてこともあり得る。
今年のミナミは爆殖で睡蓮鉢をのぞくとミナミがうじゃうじゃいて、
あまりに増え過ぎてもな...。
↑ここにメダカの雌雄の見分け方や、産卵のことがプロの目で書かれています。
うちは屋外の睡蓮鉢でほったらかし同然なので、気が付いたら稚魚が泳いでたなんてことが多い。
環境だけ整えて放置するのもいいかもです。
コバルト・黒・琥珀ヒカリとみんな一緒に混泳です。
交配は神の領域と思っているから、生まれてきた子は何でもヨシ(笑)。
それでも今年は楊貴妃の子が欲しくて、楊貴妃と白メダカを楕円鉢に分けてみたけど
とうとう産卵しなかった。それでやっぱり、自然に任せることにした。
路進さんの朗報は楽しみに待ってますよ。
以前ビーシュリンプを衝動買いし1ヶ月で全滅させました。
今回はめだか水槽(屋外)のコケ取りにとミナミヌマエビに白羽の矢をたてましたがミナミの水合わせが心配で購入を躊躇してましたが記事を読み思い切って30匹(580円)アナカリス20本(350円)購入、100円ショップにて洗面器を購入ミナミの水合わせに挑戦し1匹も死なす事なく4日たちました
大変参考になりました。ただ3.水温が一致、ミナミに異常がなければの状態が分からず5時間後洗面器の中を覗くと今まで洗面器の中をグルグル廻っていたのがおとなしくツマツマしていたので水槽に放ちました、抱卵個体も何匹かいてこれからミナミライフを楽しみます。
メダカもそうだけど、ミナミヌマエビは水質より水温の変化に敏感だと感じてます。
両方の容器に人差し指を入れて違和感がなければたいていは大丈夫です、
ひとまず、うまくいってよかったですね。
ミナミ成体の寿命は1年~1年半なので、夏の間に稚エビを育てておくと
来年以降は買わなくてすみますよ。
体色は環境に合わせて変化するみたいで、屋外飼育のミナミヌマエビは
黒・茶・青・緑・白といろいろなバリエーションが出てきて楽しいです。