水産北海道ブログ

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「漁業就業者支援フェアinさっぽろ」ホタテ、定置など過去最高、29の出展団体

2015-03-02 14:57:53 | ニュース

「漁業就業者支援フェアinさっぽろ」が2月28日午後1時から札幌市中央区のホテルライフォート札幌で開催され、北海道で漁業への就業を希望する28人が来場し、17人が出展団体から指名を受けた。研修生の採用は3月9日までに出展団体から直接連絡し、本人の意志を確認した上で現地での研修準備に入る。
 このフェアは、道漁業就業者支援協議会(事務局・道水産会)と北海道が主催したもので、漁業になりたい人と地域で漁業の担い手を確保したい漁業者(漁協)・漁業会社との面接の場として設定され、指名を受け、双方のマッチングが成立すれば、地域での長期実地研修(独立型3年以内・雇用型1年以内)後、漁業への道が開かれる。
 同協議会では26年度3回のフェアを実計画し、2月1日に旭川で実施したほか、札幌は昨年5月に次いで2回となる。今回のフェアには、輸出好調で人出が不足しているホタテ養殖地帯(森、せたな、室蘭、寿都、長万部、石狩、八雲)をはじめ、定置(稚内、寿都、石狩)、コンブ(利尻富士、礼文)、ホッケやタコ、ナマコの漁船漁業など過去最高となる29の漁業者・漁業会社が出展した。各ブースとも熱心に話を聞く若者が多く訪れ、道や道立漁業研修所、同協議会も相談コーナーを設けて来場者に丁寧な情報提供に努めた。