大詰めを迎えているTPP交渉に対する国民的議論を高めようと、3月22日午後6時から札幌市民ホール・大ホールで「TPPから命と暮らしを守ろう!」北海道緊急大集会が開かれ、道内の一次産業をはじめ消費者、経済、医療の団体、行政、一般道民ら1,500人を超える出席者が「TPP交渉の国会決議を守れ!情報を開示せよ!」と訴えた。この集会はTPP問題を考える道民会議(水産関係など42団体)、TPPを考える市民の会(NPO法人ら18団体)で構成する実行委委員会が主催し、水産業界からも道漁連をはじめ各地区組合長会代表、在札系統、道水産会の
会員団体から約60人が参加した。
集会では交渉に関する情報開示と国民的議論、衆参両院の農林水産委員会における国会決議を守ることを求めた集会決議を満場一致で採択し、オール北海道の声として全国に呼びかけた。