低気圧・シケの影響で水揚げの大幅減少が見込まれるオホーツク地区の27年度ホタテ水揚げ(27年4月~28年3月末)について現時点での動向を確認するオホーツクホタテ取扱会議が4日午後から札幌市水産ビル会議室で開かれ、当初より4分の1減の修正計画が示された。
道漁連の集計によると、外海ホタテ関係14漁協とサロマ湖養殖漁協の水揚げは全体で21万9千トンとなり、当初計画に対し約25%・7万2千トン減、また前年実績に対し約33%・11万トン減が見込まれる。過去に低気圧被害で大幅減産となった平成18年度の24万8千トン、19年度の23万4千トンを上回る低い水準。