林農林水産大臣に陳情
全道の浜が求める政策要望を集約する第53回北海道漁協組合長会議が6月18日開かれ、北海道漁業の構造転換をめざす上で必要な諸対策と早期実現をめざす三つの決議を採択し、同22日に道・道議会、農水省に要請を行った。決議は「資源増大・管理対策」「漁業経営の体質強化対策」「豊かで安全な漁場環境づくり」で、川崎一好道漁連会長を先頭に漁協系統代表が全国画一的ではない本道の漁業実態に合った資源管理体制、担い手確保対策として老朽化漁船や設備の更新、多面的機能発揮対策事業の継続・拡充などを強く要請した。特に農水省では、林芳正大臣に川崎会長が地域特性に合った栽培漁業の推進、将来の漁業の担い手が希望の持てる環境整備などの実現を訴え、大臣に理解を求めた。
全道の漁協組合長が結集して政策課題を決議
荒川副知事に要請する川崎会長