水産北海道ブログ

北の漁業と漁協がわかる情報満載です

水産庁がパブコメ踏まえ大型クロマグロ管理転換 必要のない留保分を順次配分

2018-06-26 17:03:33 | ニュース

 水産庁は、沿岸へのクロマグロTAC導入直前の水政審資源管理分科会(5月31日)やパブリックコメントの意見を踏まえ、30㎏以上の大型魚の漁獲枠の超過の可能性が減少し、留保の必要がない留保分を順次配分することになった。また現地、水政審の意見を聴き、速やかに配分方針を示す。

 水産庁によると、パブコメは5月29日から6月6日まで実施され140件の意見が寄せられた。公表された内容では「大型魚を含めたTAC導入に納得できない」や「沿岸漁業の配分が少なすぎる」といった疑問、反発の声が多い。


水産庁「水産政策の改革」説明会(札幌)に160人 現行制度の見直しに多くの疑問

2018-06-26 17:01:25 | ニュース

 水産庁は6月1日に取りまとめた「水産政策の改革」について全国6ヵ所で説明会を開き、広く国民から意見を聞いているが、25日には札幌の説明会に漁協、系統団体、道行政の関係者160人が出席し、「既存の漁業権を守ってほしい」「現行法制度を変える理由がわからない」「漁業権の優先順位の廃止には反対」といった要望意見、疑問の声が上がった。

 この説明会には、水産庁漁政部の藤田仁司企画課長、清水浩太郎水産経営課長らが出席し、改革策定の経緯、政策変更の必要性、全体像と資源管理、海面利用、漁協制度など重要項目を説明し、質疑応答を行った。


2018年6月26日(火)発行/北海道漁協系統通信6336号

2018-06-26 17:00:22 | 系統通信

道総研さけます・内水面水試が秋サケ来遊予測
3,137万尾と前年比1.8倍、3千万尾台に回復へ
根室・えりも以東ほぼ全期間で親魚不足、対策必要

第45回道海難防止・水難救済センター通常総会
山田理事長が退任 新理事長に西野氏

道ほたて漁業振興協会の平成30年度通常総会
道産ホタテの国内市場拡大、消費喚起PR
新会長に髙桑氏、新副会長に石本氏、代表監事に飯田氏を選任

クロマグロTAC管理説明会
TAC北海道計画示し、割当量の遵守呼びかける
「沿岸への説明が遅い」「反映されていない」など不満の声

道水産物検査協会 第37回通常総会
コンブ減産の影響大きく440万円の赤字計上
小倉理事長・後藤副理事長・川村専務を再選

7月2~18日道定置協会が現地対話集会