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坂本農林水産大臣(首相官邸HPより)
第2次岸田第2次改造内閣が12月14日発足し、第69代農林水産大臣に坂本哲志衆議院議員(熊本3区、自民党、当選7回)が就任した。
坂本大臣は熊本県出身、73歳。衆議院農林水産委員長などを歴任し、菅内閣で内閣府特命担当大臣として初入閣した。
12月26日の大臣記者会見で、水産分野について「ALPS処理水放出による風評被害拡大防止に努め、水産資源管理の着実な実施、クロマグロ漁獲管理を強化する法制度の整備を通じ水産業の成長産業化を実現する。漁村の活性化に向け海業の振興を推進する」と新年の抱負を語った。
また、交渉のメドが立っていない北方四島周辺安全操業、大間産クロマグロの漁獲未報告事案について「いぜんとしてロシア側から操業実施に向けた肯定的な反応は得られていない。関係漁業者に対し、安全操業ができない間も、漁業経営が維持できるよう漁場転換等の取組に必要な経費を支援しており、引き続き必要な支援を行っていきたい」「太平洋クロマグロは今回の事案を踏まえ、再発防止や管理の強化を行っていく。次期通常国会に必要な法案の提出を含め検討を進める」と述べた。
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