本道沿岸に来遊する秋サケの定置網による漁獲量は、10月に入り、やや上向き、10日間で534万尾を上乗せしたが、魚体はいぜん小さく重量トン数では前年並みにとどまっている。
道連合海区漁業調整委員会によると、10月10日現在の秋サケ漁獲は全道で1,324万4,495尾と前年同期の118.0%。漁獲金額は270億7,693万円と同67.4%。
地区別では、尾数で前年を大幅に上回っているのは、えりも以西・日高、えりも以東東部で前年の2倍以上。えりも以東西部、根室北部、南部も前年の1.5倍以上となっている。えりも以東が金額でも唯一前年を上回っている。
道漁連の集計では、10月10日現在で約3万7千㌧。10日間の水揚げは約1万6千㌧。10月末までにどの程度獲れるか、今シーズンの秋サケ漁はヤマ場を迎えている。
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