ロシアの太平洋サケ・マスの漁獲量は、カムチャッカ地方の豊漁でわいている。道機船連によると、極東地方の太平洋サケ・マス漁獲は8月14日現在、36万8,000㌧に達した。直近偶数年の2016年同期比で8万4千㌧上回った。
カムチャッカ地方のでは32万6,200㌧で、同じく14万1,000㌧(76%)上回り、過去最高記録を更新している。
一方、北海道に隣接するサハリンの太平洋サケ・マス漁獲量は8月18日までに3万5,712㌧で、カラフトマスが91%を占めている。漁獲勧告9万6,445㌧に対する開発率は37%にとどまっている。カラフトマスの来遊は東サハリン沿岸と中部クリール沿岸に集中している。
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