福島原発事故による放射性物質漏れ、海への汚染水廃棄などを理由に日本産水産物の輸入規制を強化している韓国の「専門家委員会」が東北、北海道で現地調査を行った。北海道では室蘭追直漁港でスケソウの水揚げに立ち会い、サンプルを採取した。
北海道産の生鮮スケソウはチゲなどを好む韓国に最盛期で2万トンが輸出され、キロ単価も200円を超えていたが、3.11以来、激減し、25年は4000トン程度に縮小している。科学的なデータに基づく規制の見直しを日本側は求めているが、韓国の消費者の価値観に訴える働きかけが必要なようだ。
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