設立50周年を迎えた水産・食料研究会(会長・廣吉勝治北大名誉教授)は、記念事業として半世紀にわたる講演録や政策提言集、そして「働く者の漁業白書」といった刊行物などの資料をデータベース化し、関係者に配布した。
送付状によると、同研究会は1970年に「水産研究会」として接しるされ、当時の国際的な海洋秩序や海洋環境問題のうねりに直面する中で「日本の水産業を守り、水産業のあり方を考え行動しよう!」と我が国の水産関係の労働組合を中心に立ち上がり、結成から半世紀となる活動を積み重ねてきた。
設立以来、200回を数える講演会・勉強会・現地研修会などの活動に加え、「働く者の漁業白書」の三次にわたる刊行、時代に対応した「政策提言」を発表するなど、水産業の現場で働く者の視点に立ち情報・意見の交流活動、提言活動などを行ってきた。
50周年記念事業として研究会の成果をレガシーとして集大成した「水産・食料研究会の50年アーカイブ」(資料のデータベース化)の作成と「働く者の漁業白書」(第一次)の復刻版を刊行した。写真は水産経済新聞に掲載された記事。
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