ハナウタ うたこの「宝物がいっぱい」

自分にとっての「好き」や「嬉しい」を集めて綴る、ささやかなことのブログです。

「どう?」って便利だからなぁ

2020年04月30日 | ⓴ ホームエデュケーション

先日、LINEのグループビデオ通話機能で

単身赴任中のムスカ大佐(夫)と息子と私で話していた時のこと。

 

息子が初めて自室を持ったのを機に新調した勉強机について

大佐が聞いた。

「そういえば新しく買った机はどうよ?」

 

しばらく沈黙して息子は答えた、

「上に物が沢山置かれた状態」

と。

 

あ、そうなんだ、ふ~ん、って終わったんだけど、

息子も大佐も、実はここで知らないうちにすれ違っている。

 

大佐は新しい机の使い心地や、

気に入っているかどうかをききたかったのに、

息子は大佐が机の何を聞いてきたのか、質問の意図が汲めていない。

そんで大佐はこの質問の何が息子にはわからないのかがわからない。

 

 

(以前はここで私が間に入ってやりとりのちぐはぐさを指摘するのを

 大佐がひどく嫌った。

 「今の言い方だと分からないと思うよ」と言うと

 「わからないはずがないだろう!」と怒るのだ。

 否定されたと受け取れちゃうらしかった。

 なので直接息子に

 「今の大佐の質問、何聞かれてるかわかった?」

 と聞くと、

 「〝わからない〟、に誘導するような聞き方はやめろ!

  わからないでしょ?って洗脳しているぞ」

 とさらに怒るのだ。

 

 ※もう昔(でもないけどね)のことで

  そろそろ水に流してもいいんだけど、

  なかったことになっちゃうのもアレなので(私の気が済まない)

  書いておきました。うん、これでいい)

 

 

息子には、大佐の(相手の)質問の意図を考えるように、

大佐には、「机、どう?」の意図が息子には伝わっていない可能性があることを知っておけ、と伝えた。

 

家族以外と話す時、この手の会話はよくあるので

息子にはなるべく相手の質問の意図を考えるように、ということと

何をきかれているか分からない時は確認するように教え

また、そういう作業を家族でやっていこうと話した。

 

と、エラそうに書いてみたが

私は我が家で日本語の会話の組み立てが一番あやしい。

アワアワしていて、何かを説明する時などカタコトになってしまい

いつもふたりからフォローされている。

ありがとう、すみません。

 

 

 

 

 


課題がわかれば対処も考えられるさ

2020年03月05日 | ⓴ ホームエデュケーション

昨年の12月まで住んでいた社宅の前を

昨日久しぶりに通ったら解体工事が始まっていた。

すでに物置小屋や自転車置き場や門や塀が撤去され、

庭木の一部が伐採されて、大型車両が入っていた。

 

各戸のベランダの一部が撤去されていて

そこからもうサッシや畳は運び出されていた。

とてもきちんとした解体作業だった。

 

「知らなかったな、いつ始まったんだろうね」

と息子に言うと

「ボランティアに行くときに通るから知ってたよ」

と言う。

 

知っていてその話題を出さないでいるなんてことある!?

私だったらすぐにLINEするか、

「聞いて聞いて!」と帰ってすぐに話すけどなぁ、と驚いてしまった。

 

息子は、こんなこと話したら母が(人が)興味を示すだろうとか

母の(誰かの)喜びそうな話をするとか

母を喜ばせたいとか、機嫌をとりたいとか

話を共有したいとか

そういう感覚や発想があまりない。

そういう考えで母さんと話すことある?って聞いたらやはり「ない」と言った。

 

相手の興味ありそうな事を話題にするとか

相手の立場に立ったものの考え方をするとか

目に見えないものに思いを馳せるのがちょっと難しいのだと思う。

だから結果、こズルくないし点数稼ぎもしないし迎合もしない。

でも自分から人と親密になる、という感覚はつかみにくいだろうな。

 

これからこの辺りを少しずつ意識して伝えていきたいし

育っていって欲しいなと思う。

人と心地良くいるためにも、

本人が生きやすくなるためにも大切なことだから

なんとかなって欲しいから

どうやったらうまく結ぶかわからないけど、丁寧にやっていきたい。

 

 

 

 


私も負けていられない

2020年03月04日 | ⓴ ホームエデュケーション

息子が毎週水曜日の午前中に訪問していた

高齢者認知症グループホームのボランティアを今日で終了した。

 

予定では来週まで行くことにしていたんだけど、

コロナの影響でホームが面会禁止になるそうで今日の終了となったそうだ。

 

息子は元旦とムスカ大佐(夫)の手術の時以外は全部行った。

たまたま遅刻も早退もなく、

あったらあったで何かしらのよい経験になったのだろうけど、

でもふり返ってみると、歩幅の狭い地道な歩みが長く長く続いている。

 

新しいチャレンジがこれからも沢山控えている。

淡々と、あるいは少し楽しみに、

失敗も迷いも苦しみも成功も喜びも(←欲張りだな)力にして

このまま歩いて行くことでしょう。

 

ああ、いい経験をしたね、よかったね!

 

 

 

 


欲しい未来がある

2020年02月07日 | ⓴ ホームエデュケーション

10月の初旬に息子の進路が決まった。

 

AO入試だったのでエントリーシートと小論文、

そしてその後に小論文のプレゼンと面接があった。

学科試験はなかった。

 

小、中と不登校だったので

中間や期末や学力テスト、塾や予備校の模擬テストを受けた経験がなく

高校も通信制で必要最低限のテストしか受けていない。

センターも受けないので試験を受けるという経験に乏しいことに気が付いた(今頃!)。

 

そうしたら年末に、進学予定の学校から案内が届いた。

 

『奨学金特待生選抜試験』実施します。

 

参加費無料だという。

希望者のみの自由参加だが奮ってご応募くださいとのこと。

 

息子に、

これ経験値を積むのにいいんじゃない?って提案してみた。

 

外で試験受けるって緊張するんだよ。

だから試験を受けるという練習。

なるべく緊張しすぎないで会場に行くっていうことの練習にするのはどう?

試験会場の雰囲気や、試験管の立ち居振る舞いや

負荷を受けつつ少しだけ余裕を持って周りの受験生の態度を観察する経験。

こちらは緊張に関して少しばかりハンデあるから、

進学して新しい生活始まった時のギャップを減らせるように

いろいろ気楽になる練習。

 

息子は受けてみようかな、と案外吞気に言った。

いまスタートしたのかも。

 

今まで息子も私も

ちょっとしたことを負担に感じ過ぎてきてしまったかもしれないから

そのへんうまく手放して塗り替えていきたいな、と思う。

 

 

 

 

 


頑張ってくれ、大佐

2019年11月17日 | ⓴ ホームエデュケーション

仕事を頼まれることの多い、私にとってありがたい存在のクロスの親方から

仕事の打診を受けた。

「さ来週、店舗の内装の仕事があるんだけど入って貰える?」

って。

 

親方・・

私は店舗の内装ってやったことなくて非常に興味深く

その現場にすっごく入りたいんだけど、

是非機会があったら手伝いたいと常々親方にお願いしてきたからこその

今回の話だと思うんだけど

その週はムスカ大佐(単身赴任中の夫)の入院手術の週なのです。

(ついでに言うと、その期間の用事の調整で卓球の試合も2つも断ったのさ~)

タイミングが悪い、大佐の手術・・

 

 

そうした未練を引きずって、今から大佐の住む静岡へ行って参ります。


大佐にはできれば想像以上の回復をしていただき、

予定より1日早く退院して貰いたい。

そしたら私は

息子と所属しているホームエデュケーション団体の参加する

週末のイベントの前日準備に参加して

室内装飾を担当して

今回流れた仕事の無念を晴らせるのです。

 

頑張ろう、大佐!